（ライブ内容のネタバレはないです）
今年は北海道に行くことを決めていた私は、出来ることならその旅にNEWSや手越さんを絡めたい。手越さんのライブかNEWSのコンサートでどうしても北海道に行きたい。
だから『北海道公演来い！来い！来い！！』と切に願っていたが、残念ながらCHECKMATEツアーには北海道公演はなかった(北海道に行きたいど〜！！ - 秋の日記)。
じゃあどの公演に行く？という話し合いが直ぐさま母と行われた。NEWSファンになり、NEWSコンサートや手越さんのライブへといくつか行き、その結果私達なりのやり方がだいぶ確立されてきた。1つのツアーにつき、近場公演と遠征公演の最低2公演は見に行きたいし、2公演は見に行く。
なので近場公演は神奈川住みなので横浜公演は確定だとして、遠征公演は仙台/ 名古屋/大阪のどれに行こうかと日程や公演場所と睨めっこした。
何回かNEWSコンサートや手越さんのライブで遠征をしててわかったんだけど、割とガッツリ観光ができてしまう(エアSTORYコンサートを楽しんできた - 秋の日記 / STORYコンサート遠征記 - 秋の日記 / 「NEW FRONTIER」を見に行ってきた。 - 秋の日記 / 音楽コンサート遠征記 - 秋の日記)。それもそうだ。だって公演時間は長くても3時間弱。その2時間〜3時間のコンサートやライブ時間以外はフリーの時間になる。そしてせっかく遠くまで遊びに来ているのなら、存分にその土地を楽しみたいし遠征旅をさらにさらに面白いものにしていきたい。そう思って遠征公演の時は毎回ガッツリ遊び回る計画を立てていたし、何回も遠征したことでその要領もわかってきた。
じゃあ次に思ったことは、『NEWSコンサートや手越さんライブで私と母は毎回旅行を兼ねて遊びに行ってるけど、家でお留守番してる父可哀想だなぁ〜……』って。
父は別にNEWSファンじゃない。でも私が延々にNEWSやテゴマスや手越さんの曲を車の中で流し続けても嫌がったり怒ったりしないし、私が「ねぇ聞いてよー！」ってNEWSやテゴマスや手越さんの話をしてもちゃんと聞いてくれる。でも別にNEWSファンって訳じゃない。だから遠征の時はいつも父はお留守番になっていたんだけど、上でも書いた通り、公演時間は長くても3時間弱。それ以外の時間はフリーになる。
「お父さんさー、私達の目的はコンサートやライブではあるんだけどね、観光も目的にしてるんだよ。だから私達がコンサートやライブを見てる間はどっかでぶらぶらしたり時間潰したりしててさ、それ以外の時間は一緒に旅を楽しもうよ！」と説得した。
案の定、「俺は別にいいよ」「2人だけで楽しんで来なって」「俺、仕事休めないし」とか色々言われたけど、んなもん知らん。私は母とだけでなく、父とも一緒に遊びたいし、旅の中で楽しい時間を共有したい。私はあなた達の子どもとして生まれたことを最高の幸せだとそう思っている。人生は有限なんだよ。だからこそ、この限りがある時間の中で1個でも多く思い出を共有したいし、楽しい時間を共に過ごしていきたい。私は死ぬまで親孝行し続けるつもりだし、常にたくさんの愛情や幸せをもらっているから、到底それを返し切ることはできないけど、同じく私から親へと愛情や幸せを返していきたいし、私がこの人達を絶対に幸せにする。
そんな訳で、「動けるうちに色んなところに”今”行くんだよ！！！」「定年して自由なお金が減ったり、足腰が弱まって身体が動かなくなったりしたら遅いんだよ！！」「この先確実に色んなところへ一緒に旅に行ける時間があることなんてどこにも保証されてないんだよ！！」「私と色んなところに出掛けたいでしょ？たくさん美味しいものを食べたり綺麗な景色を見たりしたいでしょ？」「”いつか”じゃなくて、”今”なんだよ！！」とグイグイ(半ば強引)といったことで、「わかったよ」と父は了承してくれた。私ニコニコである。
自己中だし我儘であることは自覚してる。でも私は常に本気だし、何事も妥協したくない。ガンガンこの人達を振り回していくし、私が振り回すことを許してくれる人達だから遠慮なんてするつもりはない。
そんなこんなで、3人で旅行を兼ねてCHECKMATEライブ遠征をしに行くことになった。イェーーーイ！！フゥーー！！
日程は1番融通が利きにくい父の予定に合わせた。その結果、仙台公演はゴールデンウィークの1週間前で「無理」となり、大阪公演は週の真ん中すぎて「無理」となり、消去法ではあったが名古屋公演になった。
だけど名古屋公演に決めた瞬間、次々に他の予定も決めることができた。去年のNEW FRONTIERの時、私は名古屋公演に行っている。その時に『岐阜に行きたいね〜！下呂とか有名じゃん？』って話を母としていた。でも2月の上旬が公演日だったので、雪の可能性も考えて岐阜観光は断念した。
だからこそ「名古屋公演にして、その前後で岐阜観光しよ〜！！」と直ぐに決まった。そしてその辺のタイミングでちょうど増田さんが小山さんの代わりにタイチサンに出演し、岐阜県の郡上八幡へと遊びに行っていた。もうこれは行くっきゃないし、タイチサンを母に見せたら「まっすーが食べてたやつ食べに行きたい！」と言い、大雑把ではあるが徐々に予定が決まり始めた。
毎回のようにあまりにも長い前振りだが、ここからがようやく本編。
狙い通り、チケットは5月15日の名古屋公演を当てられた。なので、5月14.15.16日の2泊3日の旅行。だけど交通費の節約と旅を存分に楽しむ為、13日の夜から出発した。
最近我が家は車中泊にハマっていて、ちょっとしたタイミングがあれば車中泊も目的にした小旅行に出掛けている。最初は寝方がわからなくて少し身体が痛くなることもあったけど、何回もやったことでもう身体が痛くなることはなくなったし、仮眠として停まった途中のサービスエリアでぐっすりと眠ることができた。
予報ではこの旅行中はほぼ雨予報で、郡上八幡城に着いた頃はまぁまぁ雨が降っていた。
しかも郡上八幡城の駐車場に向かうまでの道が超ヤバかった。事前に道が狭いことや運転が苦手な人は無理しない方がいいということは調べている中でわかっていた。だから父には「もしもの場合は任せた」とは伝えていたが、実際にそこを運転してみたらその時だからこその違うヤバさがあった。
道の狭さはなんとかなるし、カーブも1回じゃ回ることはできないけど、一旦バックして切り返せば回りきれる。でも、急坂でしかも雨のせいでタイヤが「ギュルルルルルル」って滑って前に進まないし、車には警告灯が出てくるしで超焦った。「これは無理ですわ！怖いって！タッチ交替」とすぐに運転を父に代わってもらい、頂上の駐車場まで行ってもらった。
マジでエゲツない坂道だし、雨の日だとさらにヤバくなるから、もし車で頂上駐車場まで行く時は十分に気を付けてね。
結構高いところにあるお城で、下の街がよく見えたし、どうやら魚のカタチに見える城下町らしい。この写真ではわかりにくいんだけど、手前が頭で奥の方が尾ヒレになっている。肉眼ではそのカタチがよくわかったので、『お〜！！魚だ〜！！』と感動した。
そして次に車を置いて、郡上八幡の町を散歩した。とっても風情がある町で、その街並みに一気に私はここを気に入った。歩いてるとあっちにもこっちにもお店があるし、素敵な場所がたくさんあるし、とっても良いところだったわ。
増田さんがタイチサンのオープニングで居たところや通っていた道もわかったので、そこを通りながらパシャパシャと写真を撮りまくった。
増田さん達が入ったサンプル屋さんも道の途中にあった。
33万のタラバガニがあり、写真を撮ってもいいようなので、旅の思い出に写真を撮っておいた。
そして父は食品サンプルを気に入ったようで、自ら「どれか買うわ」と言い始め、焼鮭を買って直ぐにカバンに付け始めた。
面白いし、よく出来た食品サンプルだから純粋に美味しそう。
そのあとに増田さんが食べてたラーメン屋さんに食べに行ってきた。
他にお客さんは居なかったので迷わず増田さん達が座ってたテーブルに座り、そこで食事をした。『ここに増田貴久が座りました！！ビールの妖精がここに居ました！！』と、私は大興奮。
鶏ちゃんと郡上豚骨ラーメンを食べた。濃厚で美味しかった。そんなに臭みは無くて確かにビューティフルスープではあったけど、私の中のラーメントップ3には残念ながらランクインしなかった。でもとっても美味しかったよ！！
増田さん達が行ってたカヌレのお店は不定期開店らしく、そもそもあんまり営業していないが、運の良いことに私が行った日は営業日だった。
あとどうやらタイチサンで行ってた時とは違う場所へとお店が移転したようで、まぁまぁ探した。大まかな場所まで行って、そのあとは動画を見ながら進んだから『えー！？動画ではここなんだけど、看板も飾りも何もない……』とだいぶ不安になった。そして色々と調べてみた結果違う場所へと店は移動していた。
カヌレは1人2個までと個数制限がされていた。店員さん1人でお店をやっていて、お客さん1人1人を大事にしているのがよくわかった。列の進みはゆっくりだけど、郡上八幡という風情のある土地にピッタリなオシャレで素敵なお店だった。
カヌレは外はサクサクで中はトロッとしてて美味しかった。今までカヌレというもの自体、あまり食べたことがないから何が普通なのかわからないけど、そんな私でも『うまーーい！』ってなった。
一通り観光したのち、下呂の旅館にチェックインして、温泉に入りに行ったり美味しいご飯を食べたり、旅館でのんびりゆったりとした。
ちなみに、旅館のエレベーターが縦に上がるタイプじゃなくて斜めに上がっていくタイプのもので、しかも透明になってるからエレベーターに乗るたびに上がったり下がったりしている様子を「これ面白いね」って言って齧り付いて見守る母があまりにも可愛かった。
2日目。今日が公演日だったけど、会場が18時で開演が19時のため、まだまだ時間はたくさんある。
事前の予報では雨で、色々やりたいことはあったけど一旦保留にして、とりあえず愛知方面に向かいつつ岐阜のお風呂屋さんへと車を走らせた。
途中の道の駅に寄ってブルーベリーのソフトクリームを買って食べたり、お土産やその地域で採れた野菜を買ったり、のんびりドライブも楽しんだ。
雨予報だけど、たまにパラッと降る程度で全然雨が降ってないしこれなら行けるんじゃね？と一旦保留にしていた恵那峡へと向かった。
恵那峡では観光船に乗った。ここは不思議な形をした岩(奇岩)が多いらしく、絶妙なバランスを保った岩や整った形の綺麗な岩があった。何でこんな場所に岩が？？と思う場所にも岩があり、どう考えても神様が積み岩をしたとしか思えない。
恵那峡から岐阜のお風呂屋さんへ行ったあと名古屋へと向かったが、もうその頃には空は晴れ渡っており暑いぐらいだった。
このあと19時からライブなのでその前にご飯を済ませておこうと思い、名古屋で天むすときしめんを食べた。名古屋は美味しいご飯が本当に多いから超テンションが上がるよ。
それから一旦ホテルにチェックインして、荷物を一通り部屋に置いてから父に会場まで車で送ってもらった。私達を送ったあと、父はホテルに戻って1人でのんびりしたようだ。
前回はセンチュリーホールだったので、Zepp Nagoyaは初めて。今までZepp HanedaとZepp Yokohamaには行ったことあるけど、その2つよりも会場は狭いようで、1階最後列だったけどめっちゃ近いと思ったし、後ろ2列は他の列よりも少し高く作られているようで視界良好だった。
CHECKMATEライブ初日のZepp Hanedaにも行ったけど、その時よりも近いし肉眼でも手越さんがよく見える。だけど今回ライブ用に新しく買っておいた双眼鏡を初めて使ったのだが、それがとっっっっっっても優秀だった。鮮明だし高画質だし、手越さんの汗までちゃんと見ることができた。去年のNEWSコンサートの時に双眼鏡を落としたことで壊れちゃったから、"どうせなら良いものを！"と思って色んなレビューを見て決めた甲斐があった。画質が良いし、手越さんの素敵なお顔を余すことなく堪能できるし、最高すぎた。超良い買い物したし、この1回でもう元を取れたわ。
始終手越さんから目が離せなかったし双眼鏡の画質が良いから、手越さんがこっちを向くとガチ照れしてしまった。本当罪な男だよ。
前回はあんまり楽しめなかった分、今回はめちゃくちゃ楽しんだしとっても最高なライブだった！そして会場もすっごく気に入った！！また機会があれば来たいな！！
ホテルに戻ってから、結局持って行ったけど使わなかった手越さんうちわを『どうせなら……！』と思ってベッドに飾ってみた。
3日目。あとはもう帰るのみなので、ぶらっと名古屋城だけ見に行ってきた。
私はお城に興味はないけど、父と母が行きたいと言うので多数決で行くことにした。どうやら今は天守閣は入れないらしく、名古屋城の外観と本丸御殿を楽しんだ。
歴史や建築について私は何も詳しくないけど、『すっげぇな〜』とは思った。昔の人って色々と大変だっただろうし、本当にすごいわ。
最後に手羽先を買い、たまにサービスエリアに寄りつつ、一気に高速道路を使って家まで帰った。
今回もめちゃくちゃ楽しい遠征旅になったし、母だけでなく父も一緒に行けてすごく嬉しかった！！
ライブも観光も存分に楽しめたからこそ、『あーあ、終わっちゃったなぁ……』って帰り道は悲しい気持ちでいっぱいになった。だけどしばらくの間悲しみに浸っていたら、徐々に元気が出てきたし気持ちが上向きになってきた。
まぁ、また楽しい予定をたくさん作っていこうじゃないか。個人的にたくさん楽しい予定を作るし、手越さんやNEWSにいっぱい予定を作ってもらおう。
そう考えたら元気が出てきたし、この先の予定に胸が躍った。楽しみは多ければ多いほど良いよね！
休んだことで仕事が溜まってしまい、その上時期も相まって、父が「忙しい」と嘆いてる。頑張れ。
