秋の日記

主にNEWS関連になるだろう雑記。

Codaとカナリヤは繋がってる

音楽アルバムについての概要を見た時、多分私だけじゃなく色んな人が思ったと思うんだけど、『ヒロイズムさん多っ!!』って。

今回の音楽アルバム(通常盤)には24曲の曲があり、それぞれのソロ曲(3曲)と作が加藤さんで朗読が松さんのInterlude(6曲)を引くと、NEWSとしての曲は15曲ある。

でもこの15曲中、ヒロイズムさんが関わっているのは11曲もあって、それゆえに音楽アルバムについての概要を見た時、『ヒロイズムさん多っ!!』って思ったし、それと同時に『最高の曲ばかりであることは間違いないし、最高のアルバムであることも間違いない』と私は思った。

 

NEWSはヒロイズムさんが作ってくれた曲と共に成長してきたと言っても過言ではない。

さくらガール、エンドレスサマーチャンカパーナ、フルスイング、生きろなど、NEWSの代表曲の多くをヒロイズムさんが手掛けてくれているし、NEWSが4年かけて(実際は5年かかったけど)作り上げたNEWSの四部作の表題曲やアルバム曲やシングル曲まで、いつだってどんな時だってヒロイズムさんがたくさんNEWSの曲に関わってくれており、NEWSに"曲"という強い武器を持たせてくれている。

信頼と安心と感謝のヒロイズムさんだと私は常々そう思っているし、案の定ヒロイズムさんで固めた音楽アルバムをフラゲ日に初めて聞いた時、『やっぱ最高だな』とそう思った。それは曲単体の良さもあるけど、"ずっとNEWSの曲に関わってくれていたヒロイズムさんだからこそ"の曲と曲の繋がりを私は感じたから。

え、NEWSの言葉がキッカケで曲って作られてる可能性ある?違う?? - 秋の日記で書いたけど、カナリヤやLOSERは、『もしかしたら過去の雑誌でのNEWSの言葉がキッカケで作られた曲かもしれない』って思ったし、音楽アルバムを聞いてて『この曲とこの曲って繋がってる?』って思うものがいくつかあった。色々と繋がっている。

例えばカノンはエンドレスサマーに繋がってる。"あの日の扉"なんだよ。昔夢見ていた自分とは違くなってしまったけど、それでも夢を胸に進んでいく。それは何度だって変わらずに。

TRIADはSTORYやNEWS四部作自体にも繋がってるよね。『あの日紡いだ夢の続きを話そ』っていう歌詞にそう思ったし。だからこそ私は『いつかこの旅に終わりがくるならまた僕らははじめよう この声でこの場所で ずっと歌い続けたいんだ共に』で泣いた。NEWSに終わりが来るんじゃないかと不安に思っていた私の気持ち(『S』のその先 - 秋の日記)(STORYとは何なのか - 秋の日記)をしっかりと払拭してくれたんだよ。

こうやって、長いことヒロイズムさんがNEWSに関わってくれたからこそ作り出せる物ばかりで、色んなNEWSの歴史を感じ、聞いてて胸があったかくなった。

 

そしてここからがようやく私が語りたいことなのだが、今回の音楽アルバムでヒロイズムさんの名前が載ってない4曲は、増田さんがプロデュースした1曲(pink moon)と、篠原とまとさん達の1曲(KMK the boys rock you all!)とGReeeeNさんの1曲(三銃士)とカナリヤだ。

でもカナリヤとヒロイズムさんが作ったCodaは繋がってる。ほぼ確定。『そう一歩一歩走り続ける』『誰もが祈る』『理想を掲げ』『今、何を待つ』とか被る歌詞があまりにも多すぎる。

そもそもカナリヤを作った"きみどり"さんという方は、ヒロイズムさんの会社に所属するクリエイターさんだ。だからそこでまず関係性があるし、カナリヤは今のNEWSを歌った曲なんだよ。

カナリヤは手越さんが雑誌で言ってた言葉がキッカケで生まれた、3人のNEWSとしての覚悟を歌った曲だと数日前にようやく私はわかった(大丈夫、鳥(カナリヤ)は空を飛べたよ - 秋の日記)。

結局カナリヤって曲は、曲の中では空を飛んでいないんだよ。でも空へ飛び立つ準備はしていた。だけどそんなカナリヤはCodaで飛んだ。ちゃんと飛べていた。

ここで羽ばたく

理由なんて要らなかったんだ

微かに覗く 青に触れたい

君がいつか語ったように

この世に羽ばたく Heart-mony

だからもうNEWSは大丈夫!

まぁなまぁな、大丈夫だってわかってはいたけどさ、それが確信になったってだけのことよ!だってNEWSは超すごいしね!!

 

ただここで私が『面白いなぁ』って思うのが、Codaの楽曲の中に7.Outroductionが入っているということ。

去っていく男の背中を見ながら、星ははたと気づいた。

「ねぇ!僕には口がなかったのに、どうして今まで僕と話ができたの?」

男は振り向かずに言った。

「初めから君のなかに音楽があった。そういうことさ」

星はうなずいて、男に大きく手を振った。

そして口を開き、自分のための言葉を初めて言った。

 

「これからも歌い続ける。僕の内側に、音楽がある限り」

先行のTRIADのMVを初めて聞いた時から"男"に引っ掛かりはあった。そして音楽アルバムを手にして全部を聞き終わったあと、さらに私の中では疑問が出てきた。『“男”である必要性はあったのか?』って。

なんで"男"だったのか。話の流れを考えれば“少年””少女”とか別の言葉でもいい内容だったし、それこそ今までのNEWSはチャンカパーナのPVでは女の子だし、NEVERLANDの鍵を手にした子も女の子だった。なのに今回は”男”だった。"男"という言葉を使った。

きっと私だけでなく、色んな人がSTORYコンサートが頭に浮かんだと思う。STORYは元々4人で作っていた物だった。だけど手越さんがNEWSから居なくなったことで、3人でSTORYをやることになった。でもコヤシゲマスは新しいSTORYを作るんじゃなくて、元々4人でやるつもりだったSTORYから大きく変えずにSTORYコンサートを作り上げた。

だからコンサート中に流れる映像では4人だったし、4人が地図を探していた。でもやっぱり"手越"って名前を出すことはできないから、"手越"って名前の代わりに"男"という名前を映像の中では使われていた。そして手にした地図を男が鳥に託すから『鳥に託すな!!!!!』『お前が持って帰って来い!!!!!!』と何度思ったことか。3人のNEWSは3人のNEWSの良さがあって、それを私は好きだし面白いと思っているが、4人のNEWSやテゴマスに未練いっぱいの私はすぐにそうやって感情的になる。でも直ぐにそんな自分に笑ってしまう。だってどんなNEWSだって好きだし、今もずっと変わらずに私は彼らのことが好きすぎるから。

そんな訳で"男"と聞くと手越さんが連想されてしまう訳で、『あんま深読みしすぎるのも良くないよなー』と思って、Interludeは全てファンタジーとしてそのまま受け取ることにした。

でも増田さんの言葉(「(NEWSは)オレ守るし」「(NEWSには)オレいるし」)がキッカケで色々見返したことで、色んなことを思い出したし、繋がったし、納得した。

そしてそれをまとめるために書き綴っていく中で、『やっぱりInterludeでの"男"は手越さんなのかもしれない』とそう思った。

カナリヤは手越さんの言葉がキッカケで生まれた曲だろうし、そのカナリヤとCodaは繋がっている。そしてそのCodaの中に7.Outroductionが入っているのは、『そう考えてくれ』と言っているようなもの。Codaと7.Outroductionは繋がっているし1つだと思わざるを得ない。

でも実際は違かった。手越さんだけじゃない。この"男"は、山下さんと錦戸さんも入っている。いや、もしかしたらもっと前からのメンバーでもある、森内さんや内さんや草野さんも入ってるのかもしれない。

だってこのInterludeを作ったのは何を隠そう、NEWSのメンバーである加藤シゲアキだ。そして加藤さんは6人→4人になった日(山下さんと錦戸さんが抜けると告げられた日)のことを

会議室から、出て行くふたりの後ろ姿、今もまぶたの裏に焼きついてて。一生、忘れられない景色、一生忘れちゃいけない光景ってあるとしたら、あのふたつの背中が、それだと思う。だって最後の瞬間だから。6人のNEWSが終わった瞬間だから。"あ、振り返らねーんだ"って思って。ふたりを責めるわけじゃない。でも、未練、ないのかよって……

と言っている。7.Outroductionでの『去っていく男の背中』『男は振り向かず』という言葉は、加藤さん自身が過去に話したこの言葉に繋がっている。どう考えても偶然なんかじゃない。

でも全部はこういうことだったんだ、と本当の意味で私の中で繋がった。

 

音楽アルバムが発売前に、多分関係者だろう人が

「音楽」を言い表すと、誰かが好きでNEWSを好きになり、誰かが去って離れた人が聴くと、誰かが好きだった訳ではなく、NEWSの音楽が好きだと気づくアルバムです。

Twitterに書いていた。あの時はまだ音楽アルバムを聞いていなかったから何もわからなかった。それこそそれを見た時の私は『NEWSの音楽が好きだけど、それを他人から強要されるのはなんか違う』ってそう思っていた。

でも今ならこの言葉の意味や言いたかったことがわかるし、JEさんの『20周年を目前に控えたグループが到達したのは、原点であり、頂点。さぁ、絶景をお見せしよう。』という謳い文句の意味もよくわかる。そういうことか。

今回のアルバムは今までのNEWSがすべて(NEWSの過去+NEWSが今まで歌ってきた曲が)詰め込まれた素敵なアルバムなんだよね。

三銃士はweeeek、LOSERはさくらガール、カノンはエンドレスサマーとかそういうNEWSの昔の曲の要素を入れている。

3人になってから初めてのアルバムだし、新しいものを1から作って、そこからリスタートだってできたはず。でも3人のNEWSは今までのNEWSの全部をなかったことにしなかった。むしろ全部を受け入れて包み込んだ。“全部は今に繋がってる”って。

 

人によっては昔のNEWSを感じさせることを『未練がましい』って言う人や思う人もいるかもしれない。

でも私は手越担だから、そうやって今のNEWSが手越さんを大事にしてくれてることや、手越さんを感じさせてくれてることがとっても嬉しい。

そして私は4人のNEWSから好きになったけれど、NEWSというもの自体が本当に大好きだから、どの時代のNEWSも愛おしく思っている。そんな訳で、4人のNEWSを感じるだけでなく、6人のNEWSを感じられることがとっても嬉しいし、きっと8人のNEWSや9人のNEWSも含め、どの時代のNEWSも全部全部彼ら(コヤシゲマスだけでなくNEWSに関わってくれてる全て……例えばNEWSのプロデューサーさんとかヒロイズムさんを含めた楽曲制作陣などなど)は大事にしていて、たくさんのものを抱えながら前へと進んでくれている。

何もかもが大好きでたまらない私は、色んなことを思い出して、繋がって、納得して、もう泣けて泣けて仕方がない。

 

そしてさっきも書いた通り、Interludeを作ったのは何を隠そう、NEWSのメンバーである加藤シゲアキなんだよ。

だからもしかしたら7.Outroductionが、今の加藤さんの答えなのかもしれない。

一生忘れちゃいけない光景だけど、あの背中があったからこそ、加藤さんはずっと頑張って来れた。この音楽アルバムを作ったことで、少しでもあの時の加藤シゲアキが救われてたらいいな、ってそう思った。

Interludeを自画自賛してたけど、本当にこれはすごいし、加藤さんが「泣けてしまった」と言っていたこともとっても嬉しく思う。やっぱり加藤さんはみんなのことが大好きなんだな、って!

 

色んな過去や今まで作り出してきた曲を抱えて、NEWSはこの先も一歩ずつ前へと進んでいくんだろうよ。

「これからも歌い続ける。僕の内側に、音楽がある限り」

と。……ふふふ、あまりにも胸熱すぎるって!

いやーー、やっぱりNEWSは最高だな。NEWSのすべてを受け入れて抱えたNEWS。そんなNEWSがこれからも前へ前へと進んでいく中で、何を見せてくれるのか、何と出会うのか、それがNEWSファンとしてとっても楽しみだよ!!

だから私はNEWSが大好きなんだよ!!

 

 

 

やっぱりいつだって思う。NEWSが大好きだよ!ありがとう!!愛してるよ!!