秋の日記

主にNEWS関連になるだろう雑記。

大丈夫、鳥(カナリヤ)は空を飛べたよ

すべてのキッカケは増田さんが「(NEWSは)オレ守るし」「(NEWSには)オレいるし」と言っていた真意を私は知りたかった。それがキッカケで読み返した過去の雑誌の中で、手越さんは6人→4人になる時(NEWSから山下さんと錦戸さんが居なくなると知った時)に、

怒り、さみしさ、なんの感情もない状態で考えたことは、「NEWSの心臓部分を失ってしまって、また飛ぶことはできるのだろうか」ってこと

と言っていた。

9人のNEWSも8人のNEWSも6人のNEWSも、それまでのNEWSは山下さんがセンターだったし、山下さんと錦戸さんがNEWSの中心であり、NEWSのメインだった。

だからこそ山下さんと錦戸さんが抜けた時、世間からNEWSは「具のないおでん」「イチゴのないショートケーキ」と言われていたらしいし、関係者からも「(山下さんや錦戸さんが居ないNEWSなら)解散した方がいい」と言われていて、そういう流れや雰囲気を感じていた、とNEWS本人達も幾度となく話している。

小山さんや増田さんや加藤さんはもちろん、常にポジティブで強気な手越さんだって、ずっと一緒にNEWSを作ってきた山下さんや錦戸さんがNEWSから抜けたことにショックを受けた。だけどそんなのは当たり前のことだし、薄々みんな『山下くんや錦戸くんはいつかNEWSを辞めるんじゃないか……』って気付いていたことだったけど、6人のNEWSが心から好きだったから、なんとかしたいって気持ちはそれぞれが持っていた。

でも、結局なんとかすることはできずに、その日を迎えてしまった。

手越さんとしては6人のNEWSも2人のことも好きだったけど、それとこれとは別に、『NEWSとしてやっていこう!』という気持ちが2人から薄れていることで、NEWSとしての活動がなくなっていることに憤りを感じていた。だってNEWSの活動を楽しみにしているNEWSファンをずっと待たせてしまっているから。

だから、"(山下さんや錦戸さんに対して)「辞めたいなら早く辞めれば」とずっと思っていた””NEWSへの愛や志がない2人がグループを去ることは仕方がないと思っていた。だから辞めていく2人を引き止めなかった”みたいことを手越さんが思っていたのも事実だと思う。

でも6人のNEWSも2人のことも好きだったからこそ、2人が辞める未来なんて考えたくなかったんじゃないかな?って、手越さんの性格を考えるとそう思えてならない。だってきっと手越さんなら、先の未来を考えるでしょ。もしも2人がNEWSから辞めた時、自分はどうしていくか、どういう道を進んでいくかをそれなりに固めるよ。だけどそれを考えていなかったから、2人が辞めた時、手越さんはこれからどうしていくのかを迷った。

そして、実際に2人がNEWSから抜ける日が来てしまった時、初めて手越さんはこれからの未来を考え始めたのかもしれない。それで現状が判断できる手越さんは、"2人がNEWSから抜けるっていうことはどういうことなのか"ってそれがまず頭に浮かんだんだろうよ。

 


4人のNEWSでやっていくと決めた時、果たして手越さんは"自分がNEWSの心臓になろう"と考えたかどうかはわからないけど、手越さんはNEWSの特攻隊長やセンターになることを決めた。

だから今まで以上に『強くいよう!!』『弱みを見せない』っていう、そんな完全無欠な手越祐也を作り上げていった。

そしてこれは必然なのか偶然なのかわかんないけど、4人のNEWSを引っ張る手越さんを、小山さんは”NEWSの心臓”と言った。

手越はNEWSの心臓。昔からああいうタイプでさ。何の根拠もないけど自信がある。でも、それってすごく大事で、”NEWSすげーから!”ってビックマウスって言うわけじゃん。”NEWS、歌えるしね!”みたいに。俺とシゲとまっすーはさ、”これできる?”って言われたら、”いやー””うーん””どうですかねえ”みたいなところから入るけど、手越は”大丈夫!”って即答する。しかも、それを努力して本当に成功させるんだよね。だから、あいつの”大丈夫!”は、本当に大丈夫なんだって思わせてくれる。マジですごいよ。だって3人のネガティブに、たったひとりのポジティブが勝つんだよ。NEWSって人間が、明るく躍動してるように見えるのは、手越という心臓があるから。臆病者が3人もいるのに、手越がいるからNEWSは立ち止まらず走り続けていられる。

6人→4人になった時に、“NEWSの心臓部分を失ってしまって、また飛ぶことはできるのだろうか”ってそう思った手越さんだったけど、いつの日か、4人のNEWSでは手越さんがNEWSの心臓になっていたし、NEWSとして空を飛ぶことができた。

この一連を理解したことで、今まで私の中で不確かだったことがようやく繋がった。『これはカナリヤだ』って。きっと、この一連がカナリヤという曲を生み出すキッカケになったんだろうよ。

この曲は3人のNEWSになってから初めて作られた曲だったし、その歌詞からは色んなものを連想させ、ひしひしと手越さんを感じさせていた。

だけどなんでそう思わせたかの具体的な理由が特になくて、『なんとなくそう感じたから』だけじゃ気軽に言えるようなタイミングじゃなかったし、『手越さんに関係している曲だとは思うけど、実際のところは何もわかんないからなぁ。……うーん、なんとも言えん』ってそう思っていた。

でもこの一連を見たことで確信してしまった。やっぱり手越さんに関係している曲だよ。もうここまでしっかりと具体的な繋がりが書いてあれば、多分深読みのしすぎや自分に都合がいい解釈ではないと思う。そう信じてる←

じゃあ次に思うことは、『またNEWSは心臓を失ってしまった』ってこと。NEWSの心臓だった山下さんと錦戸さんが居なくなり、今度は手越さんがNEWSの心臓になって、NEWSという鳥(カナリヤ)は翼を広げて空を飛んでいたのに、その手越さんまで居なくなってしまった。

これを書きながら思い出したが、私はカナリヤの歌詞について考えた時、『ん?結局カナリヤって空を飛べた?』と思った(NEWSが大好きだし、これからの活躍にも期待大 - 秋の日記)。

飛びたいという気持ちはあったけど、夢を見ただけで終わった?と。フルじゃないからなんとも言えない部分はあるけど、飛びたって頑張っていこう!というよりも、現状を受け入れていく歌に思えた。地に足をつけ、カナリヤは空へ飛び立つ準備をしている。地道で泥臭くて強くて優しくて一生懸命で現実的で、そんなところがとてもNEWSらしい。NEWSらしい、素敵な曲だなと感じた。

”NEWSの心臓部分を失ってしまって、また飛ぶことはできるのだろうか”っていう、6人→4人の時と全く同じ状況。

でもだからこそ私が思うのは、『また飛べるよ!飛べるに決まってる!』って。

別にカナリヤの歌詞がイコールで3人のNEWSの気持ちでないことは大いにわかっている。

だけどNEWSは幾度となく鳥の存在を出してきた。一体その鳥はNEWSなのか手越さんなのかは私にはわかんないけど、今回3人のNEWSになってから初めて出たアルバムの歌詞ページの右下で、鳥がパラパラ漫画のように飛んで行った。

なんとなく、その鳥はNEWSだと思った。そして飛んでいく鳥に『飛べた!』と私は感動した。

鳥は飛べたよ。空を飛ぶことができた。やっぱり大丈夫だった。


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いつだってどんな時だって、飛べると思ったら飛べるし、決して翼は折れていない。

3人のNEWSになってからNEWSは8曲のシングルを出して、そしてその8曲のシングルが入ったアルバムを今回出した。その上、アルバムを引っ提げたコンサートがもう目前に控えている。

それってNEWSというものがちゃんと機能して、NEWSという存在が飛べた証。

大丈夫。NEWSという存在がある限り、この先も何度だってNEWSは飛び立てるよ。

 

 

繋がりがあるかわかんないけど、QUATETTOコンサートで加藤さんは、

僕達4人のNEWSはまだまだ完成してません。高い高いとこ、めっちゃ高いとこ目指して頑張って行くんで、これからも応援よろしくお願いします。

と言っている。そうやってNEWSは常に翼を広げて、高いところを目指して飛んで行こうとする意志があるし、そうやって高いところを目指すNEWSを私達ファンが応援し続けることで、きっとさらに高いところへ行けるし飛びやすくなると思う。

そして手越さんはエッセイ本の中で、

3人グループだとセンターが必要になるわけですが、小山、加藤、増田の3人であれば、誰がセンターになってもいけるグループだと思います。他のグループではそうはいかないかもしれませんが、誰でもセンターを張れるのが今のNEWSの強みです。

と言っていた。小山さんも加藤さんも増田さんも、みんながNEWSの心臓なんだよ。

 

 

 

やっと繋がって嬉しいのはもちろん、深く知れば知るほどさらにNEWSへの思いが膨らみ、クソデカ感情がとどまることを知らない……。