去年、私は手越さんの誕生日の時に、今の私の思いを書き綴った（手越さん、32歳のお誕生日おめでとうございます - 秋の日記）。
それから小山さん（小山さん、HAPPY BIRTHDAY - 秋の日記）→増田さん（増田さん、HAPPY BIRTHDAY - 秋の日記）→加藤さん（加藤さん、HAPPY BIRTHDAY - 秋の日記）と順番に思いを書き綴り、1周できたから今年の手越さんのお誕生日はケーキを食べ、Twitterで『おめでとう』って言葉を呟くだけにしようと思っていた。
だけど色んな偶然の果て、私は大号泣していて、ちゃんとこの思いを書き綴っておこうと決めた。手越さんが退所してからテゴマスのことを思って泣くことは何度かあったが、手越さんのことを思って泣くのは初めてかもしれない。
だってわかるわけがないから。私はアイドルじゃないから、アイドルの気持ちはわからない。あと色んな想像や解釈ができたとしても、画面越しの手越さんしか私は知らないから、実際の手越さんがどんな人だかもわからない。
だからぼんやりとした気持ちだけを持ちながら、ただ手越さんの夢が多く叶うように日々願っているだけだった。
なんでジャニーズには『卒業』がないんだろうと思った。『退所』『脱退』という言葉が本当にすべてのイメージを悪くしている。
『卒業』には終わりと同時に新たなスタートを感じさせるようなライトなイメージがある。だけど『退所』『脱退』には後ろめたさを感じさせるようなダークなイメージがある。あと、ジャニーズに限った話なのかはわからないけれど、全体的に辞める側も現役側も言葉が少ない。
何故なんだろうか……。そりゃ犯罪になるようなことをしたら謝ったり償ったりしなければならないが、アイドルが卒業することに対して、アイドルが「ごめんなさい」なんて普通謝る？「今まで応援してくれてありがとう。グループから抜けたとしても、これからも私は頑張ります」ならわかるが、辞める時に「辞めてしまってすみません」ってファンに対して謝罪しなきゃいけないこと？後ろめたさを感じてほしくないし、そんなに辞めることって悪なの？
私は、そんなわけないと思っている。辞めてもいいと思う。辞めることは決して悪いことじゃない。でもやっぱり辞めるとなると寂しさや『なんで辞めちゃうの？』と疑問がわく。だからこそ辞める側の話が聞きたいし、現役側の気持ちを知りたい。辞めることを寂しがりながらも前を向ける言葉を聞けたらファンとしてはそれだけで嬉しいし元気が出る。
だから手越さんが会見という形でしっかり話してくれたことが嬉しかったし、なんで辞めるかの理由もわかって納得した。だけどコヤシゲマスの言葉が足りない。もっともっと知りたいし、今もまだどう思っているのか私には全然わからない。
多分私はコヤシゲマスに「寂しいよ～」「STORYは絶対参加しろよ？」「歌はこれからも歌い続けよう」って言ってほしいんだと思う。ファンに対しての謝罪は求めていない。ただ、一番近くにいたからこその手越さんへの言葉が知りたい。
色んなファンを見てきて思ったが、皆が皆、良い考え方ができるわけじゃない。だからこそ、一番そばで見てきて一番理解しているコヤシゲマス視点の言葉が必要だと思った。その言葉こそがファンに対しての真摯さ。事務所か何かが言っちゃいけない方針なのかわからないけれど、そんなのファンが悲しむに決まっているじゃん。ファンは何もかもわからないんだから、コヤシゲマスが怒ってたら怒るし、寂しがってたら寂しがるし、応援してたら応援するんだよ。単純ってよりもわからないからこそ、影響を受けやすい。たとえば自分が母親のことが大好きな子どもだとして、そんな大好きな母親が父親のことを悪く言ってたら、きっと子どもである自分は父親に対して良い印象を抱かない。だから真摯な対応や愛のある言葉って本当に大事だなと思う。
まぁね、そりゃ他のアイドルグループと違って、ジャニーズにはメンバーが出たら入れるってシステムがないから、それが運命共同体としての尊さや減っちゃう寂しさがあることは重々わかる。だけどこんなにもみんなを楽しませるために頑張ってくれているのに、何か自分の夢を見付けたりやりたいことを見付けたことでアイドルを辞めることがもし許されないなら、如何に彼等に自由は無いのかと苦しくなる。
こんなにも幸せや笑顔を私達にくれているのに、少しでも人間としての幸せ(友達と遊ぶ、恋人を作る、結婚する、子どもが生まれる)が見えたら批判する人がいることに辛くなる。
自分の幸せが優先で、相手（アイドル）の幸せはどうでもいいんだ……と思ってしまう。人それぞれ考え方や楽しみ方が違うから納得せざるを得ないけれども、悲しいなぁって。
今だからこそ正直に言うと、手越さんがいないNEWSを見たくない/手越さんがいないならNEWSから離れようかなって気持ちは多少あった。それぞれの活動は見れるし好きだし応援しているけれど、NEWSとして活動や『3』って言葉を見るたびに苦しくなった。
コヤシゲマスはいるのに、いつも中心で楽しそうに笑ってふざける手越さんがいない。なんで、どうして……って手越さんがいないことに何度も手越さんの姿を探したし求めた。
だけど冷静になった時に『バカだなぁ』って思った。NEWSは手越さんが愛した場所だから、そこを私が嫌いになることも離れることもありえないことだって。
NEWSという居場所を手越さんは本当に本当に大事にしていたし、大好きだし、愛している。彼はいつだってNEWSのために活動してきた。自分が何かやることで、NEWSに繋げたいと、常に向上心を持って頑張ってきた。あと常にメンバーやファンやNEWSというグループが好きだってことが伝わってきたし、関わる人達に感謝を持っていることもわかった。そんな手越さんだから私は手越さんのことが好きだし、彼の愛した場所を私も大事にしていきたいと思った。
そして何よりも、手越さんが居ようが居まいが、NEWSは最高なんだよ！！NEWSという概念が本当に素晴らしい。
今も気持ちが手越さんに偏っている時は『うううう……』ってなる時もあるけど、そのたびに気持ちに折り合いをつけて、それはそれー！これはこれー！と私は楽しんでいる。
今日もNEWSが大好きだよ！！
なんというタイミングなんだろうと我ながら思うが、アイドルの卒業動画をいくつも見た。それを見て私は大号泣した。もしかしたら手越さんもこういう気持ちだったのかなぁと重ねた。
常に手越さんはやれる限りのことはやってきたんだと思う。だけどそれはジャニーズという範囲内での話で、きっと手越さんには色んな夢があった。たくさんの夢があった。だけどジャニーズでいる限る叶わない夢にしかならなかった。だからジャニーズを辞めた。
ジャニーズという大きな事務所から離れることに不安は少なからずある。だけどそうだとしても叶えたい夢がいくつもあった。多分それが今手越さんがやっていること。どれが、じゃなくて、どれも全部。ファンと近くにいたいとか、ファンじゃない人にも壁がなく気軽に知ってほしいとか、好きなものを仕事にしたいとか、きっと本当に全部。
手越さんって博愛的なところがあるから理解できないことやこれは好きじゃないなって思うものもある。だけど別にそれでいいと私は思っている。私は楽しいからオタクをしている。だから楽しいって思うものだけを見たり考えたりしている。それでいいし、それがいい。
手越さんがジャニーズを辞めたことに対して裏切りだなんてそう思わないのは、惚れた弱みなのか何なのか自分でもわからない。だけど手越さんが選んだ『辞める』という選択は、後ろ向きな選択じゃない。それならもっと早い時点で手越さんは辞めている。でも彼は大事な仲間や大事なファンに支えられてここまできたから、後ろ向きな選択は1度も選ばなかった。この人達を絶対に幸せにしようってそんな気持ちでずっとずっとやってきてくれたんだと思う。
だけど結果として辞めたのは、手越祐也としての夢や、一度きりの人生だからこそ色んな挑戦をしてみたかった。それは裏切りでも後ろ向きな選択でもなく、新たな一歩で笑顔のスタート。大好きな居場所から離れたとしても、いつか自分が頑張っていたらきっと、またその先で一緒になれるとそう信じていたから。
しかし辞めることに対してのイメージの悪さと、ジャニーズの手越祐也が好きな人が多過ぎた。
どんなタイミングだって『なんで、どうして……』はついてくる。むしろタイミングとしてはバッチリだったんじゃないかなと私は思えてしまう。コヤシゲマスにはそれぞれの仕事が決まっていて安定していたし、これは仮説に過ぎないけど、手越さんはファンに会いたかった。こんな状況で普通のコンサートが出来なくなることをもしかしたら手越さんはわかっていたのかもしれない。だから会える場を増やせるように飛び立った。
よく四部作（STORY）を終えてから辞めればよかったのに、という言葉を見るが、私としてはそうかぁ……と思う。そりゃー大作だけど、だから何？と思う。むしろジャニーズやめたってSTORYに参加したっていいじゃんって思う。なんでダメなのかがわからない。他のアイドルグループだって、卒業したアイドルが現アイドルと歌うことだってあるし、なんでそれがジャニーズではダメなのかわからない。
4人のSTORYを私は見たいよ。だからジャニーズさんお願いだよぉ！って思っているし、手越さん頑張れ！って思っている。これでSTORYをやらないとか、3人のSTORYになってたら「ふーん」って思う。そういう世界線かぁって。それはそれで楽しむけど、一番見たいものはやっぱり4人のSTORYだな。
でも心の底で思ってしまうんだよ、「あーあ、寂しいなぁ」「終わってほしくないなぁ」って。永遠にこの物語を楽しんでいたい。謎が解けてスッキリするよりも、蓋をして取っといてずっとずっと楽しみ続けたい。我ながらクソデカ感情だなぁとは思っている。
でも手越さんに対しても、NEWSに対しても、こんなに好きになったものは初めてだから抑えきれないのはしょうがない。
ここまでずっと手越さんの誕生日とは関係ない内容になってしまったが、ちゃんと今から帳尻を合わせようと思う。
1987年11月11日から丸33年。手越さん、33歳のお誕生日おめでとうございます！！私のこの先の人生の中で、恋愛的な好きな人は別にできるだろうけど、私の推しは手越さんただ1人。手越さん以上に好きだと思う推しはきっと現れない。今日も今日とて大好きだし、愛してる。
手越さんを見ていると、ここは同じだなぁと思うところもあれば、でもここは違うなぁと思うところもある。でもすべてが手越さんの魅力で、何を見ても『好きだなぁ』って思うし、日々好きが更新されている。
この先の未来がどうなるのか私には何もわからないけれど、どんな未来だとしても、手越さんが楽しく笑って幸せでいられる未来になることを心から願っている。そしてその先にはNEWSやファンと一緒にいれる未来があればいいなと私は諦めない。
手越さん、生まれてきてくれてありがとう！！生きててくれてありがとう！！出会えたことが本当に本当に嬉しい！！ありがとう！おめでとう！
（ついでに昨日の朝見て笑った家族からのメモの画像も張り付けておく）(ちゃんとゴミはさっき出しに行った)
手越祐也って本当最高だよ。
