昔からの性質上、私は歌詞が聞こえない。正確に言うと、音としてだけ受け取り、聞いてるだけじゃ歌詞の意味を理解できない。
だから炎も紅蓮華も何回か聞いたことはあるが、歌詞の意味を理解したりどんなことを言っているか認識したことはなかった。
だけど手越さんの今回のハロウィン動画で歌詞が下に載っていたこともあり、初めて歌詞の意味を理解し、どんなことを言ってるかも認識した。しかも初見で。我ながらビックリした。それだけ手越さんが聞かせる歌を歌っていたということでもある。
率直な感想として、『これは手越さんの歌(話)？手越さんのことじゃん……』と思った。炎も紅蓮華もどちらも手越さんの話だと思った。何から何まで重なって、よくわからなくなった。
どこかのタイミングで「紅蓮華っていいよね〜」って手越さんが言っていたのは覚えてる。あまり深くは考えず、『曲調が気に入ったのかな？』ぐらいに思ってた。
でも今回ちゃんと炎と紅蓮華の歌詞を見て、それを歌う手越さんを見聞きして、流行りに乗ったといえばそうではあるけど、何よりも手越さん自身が炎にも紅蓮華にも共感したからこそ気に入ってたんだろうし歌ったんだと思う。
もちろん単純に仮装も歌も真剣に取り組んでいる手越さんは本当にカッコ良くて、惚れ惚れした。『なんて手越さんはカッコいいんだろうか……』『私の推しは最高だな！！』と自慢に思えて仕方なかったし、ああもちゃんとコスプレをしてくれるとオタクとしてもとても嬉しい。歌も聞いててスカッとして気持ちがいいし、手越さんらしく歌い上げてて最高だった。妥協せず本気で物事に取り組む姿に、『さすが手越祐也だな』と愛おしかった。
今もずっと思うけど手越さんは本当に優しい人なんだと思う。損得勘定とかどうでもよくて、ただ自分の好きなものややりたいことをやったり、今までなら見てもらえなかった人にも幅広く見てほしい気持ちがあったり、思考が純粋。根本にはみんなを笑顔にさせたり喜ばせたいとかそういう気持ちがあるんだと思う。
だから私自身も手越さんのやることに好き嫌いはあるけれど、なんだかんだ手越さんのやることすべてが愛おしいんだよね。そんで大好きだなぁってなる。この人を好きでよかったなぁって。
話は少し変わるけど、増田さんがWORLDISTAコンサートDVDでの恋を知らない君へを上手に歌えたと言っていて、ちゃんと聞いてみた。
そしたら増田さんパートは『いつまでも僕らの未来はずっと続いてくと思ってた』で、都合のいい頭ではあるが、これって手越さんへの思いなんじゃないかと思った。悲しい曲の歌詞ではあるが、お互いへの愛をこれでもかって程感じた。
そしてずっとずっと変わらず彼らの伝え方は言葉ではなく歌なんだなって思った。いつだってそう。歌で思いを形にしてる。
炎と紅蓮華をただ歌っただけかもしれない。恋を知らない君へが本当に上手に歌えたからそれを聞いてもらいたかっただけかもしれない。だけど歌の力を知っている2人だからこそ、歌に魂を込めてきた2人だからこそ、歌を大事にしてる2人だからこそ、何か歌に意味があるんじゃないかと私は本気で思っている。
テゴマスのまほうでNEWS曲であるさくらガールを歌った2人だからこそ、それを強く感じる。
似てない2人だけどそういうところが本当に似てる。やっぱりテゴマスのこういうところが大好きだし、テゴマスの運命の相方感が愛おしい。唯一無二。
テゴマスは真反対なのに、歌に関しては気持ちが同じ。進み方は違うけれども、同じ方向を向いて、同じ方向を目指している。
離れているはずなのに繋がりあっているし、今もずっと2人は近くにいるんだなと感じた。
2人が笑い合って見つめ合って歌う未来よ早く来い！！
