秋の日記

主にNEWS関連になるだろう雑記。

増田さんは井の中の蛙じゃない

私は本気でいつかNEWSをトップアイドルにしたい - 秋の日記と思っている。

『好きなアイドルグループだからトップになってほしい』『トップにしてあげたい』という願望もあるが、それだけじゃない。彼等はトップアイドルになれる人達だし、トップアイドルになれるグループだと私は信じて疑わない。

だけどそうだと言い切れる根拠って私はすごくすごく大事だと思っている。だって言うだけなら簡単。言葉だけならいくらだって大きいことを言える。でも大きいことを言うからにはそれ相応の実力が伴ってなければ何の意味もない。むしろ実力が無いのに大きなことを言うなんて、そんなの大ぼら吹き。

だからこそ私は根拠をすごく大事にしている。私という人間は思い込みが激しいし、欲目が止まらなくなるし、好きだから盲目になって正常な判断ができなくなることがある。私という人間はそういう人間だとわかっているからこそ、視野を狭めないように、私はたくさんのことを学んでいきたい。近場で言えば同じジャニーズアイドル達と比べて、NEWSの何が優れているのか、NEWSには何が足りてないのか、NEWSの唯一無二とは何なのかなど、わかることは全て明確にしたい。明確にすることで、それが根拠に繋がっていく。

正直に言えば私はNEWS以外そんな興味ない。元々ジャニーズ好きの人間じゃないから、自ら進んで他のジャニーズを見たいとは思っていない。だけどNEWSが好きだからこそ、根拠を持ちたいし、理解を深めたいし、広い視野や幅広い知識を手に入れたい。そう考えると他を知ることが全く苦にならない。むしろもっとNEWSを好きになれる可能性や新しいことをたくさん知れることに常にドキドキワクワクする。でもできることなら私が興味ない分野については、ぜひとも他の人を通して話を聞きたい。例えばジャニーズに精通してる人、特定のアイドルグループが好きな人、そういう人から話を聞きたい。他人を通すことで、好意的な受け取り方ができるし、自分とはまた違った見方や発見ができる。あと私自身、誰かの『好き』って話を聞くのが好きだから、こんな楽しい方法はない。


今のところ私が持っている根拠としては、NEWSはトップアイドルになれる実力を持っているし、知ってる人が知ってるだけじゃ勿体ないグループ。

 

きっと私はこういうことを伝えたかったんだと思う。喋るのが下手くそなので、ちゃんと伝えられたかわからないけど、「NEWSをトップアイドルにしたい」って話をこの前友にした時、「担タレだね」と言われた。

確かにNEWSをNo. 1にしたいという気持ちを最初に持ったのはそうだったのかもしれない。でも私が強くそう思い始めたのは増田さんの言葉があったから。増田さんが〇〇の中で、増田貴久の野望として「NEWSをトップグループにしたい」と書いていたから、私も強くそう思うようになった。

私は増田さんの「NEWSをトップグループにしたい」という言葉が本当に嬉しかった。担当だけの目標や独りよがりじゃなくて、同じグループの仲間である増田さんが同じことを思い、言葉にしてくれていることが私は何よりも嬉しかった。そしてNEWS自身がそう思っているのなら、私はそれを信じて全力で応援していこうと思った。誰がなんと言おうが、彼等の可能性をファンである私が一番信じ続けたい。

 


他にも私の話を聞いた友は、「(NEWSのことを)知ってる人だけが知ってればいい」「NEWS以外興味ない。私も増田さんと同じで井の中の蛙でいい」とも言っていた。

皆が皆、私と同じ考え方じゃないし、色んな考え方や思いがあるからそのことに関して『そうかそうか!』と思った。だって多分『NEWSの良さがたくさんの人に知れ渡らなくたって、NEWSが最高だって事実は変わらない』『何かと比べるんじゃなくて、好きなものだけを極めていきたい』ってことだと思うから、私と考え方は違うけど、それはそれですごく良い考え方だと思うのよ。

ただ「私も増田さんと同じで井の中の蛙でいい」に引っかかった。この言葉を聞いた時、『増田さんは井の中の蛙じゃない』と思った。増田さんのアレコレが頭に浮かび、『違う!違う!』と強くそう思った。でもなんでそう思ったのか、自分でも上手く説明できなかった。そもそも私は、STORYアルバムの中で座右の銘を聞かれ、『井の中の蛙 大海を知らず』を挙げた増田さんに感動した人間だった。

井の中の蛙大海を知らずという言葉の意味は、自分の狭い知識や考えにとらわれて、他の広い世界があることを知らないで得々としているさま。だけどこの井の中の蛙大海を知らずにはまだもう少し続きがあって、『井の中の蛙大海を知らず、されど空の蒼さを知る』。確かに井戸の中の蛙は広い海があることを知らないが、井戸から見える空の蒼さなど、井戸の中の世界に長くいたからこそ見えるものを知っているという意味。とても増田さんらしい座右の銘だときゅんきゅんした。増田さんはアイドルを基盤として芸能の仕事しか知らない。ジャニーズ事務所という会社しか知らない。だけどだからこそ誰よりもそのことの良さを知っている。人を幸せにさせる言葉や行動を知っている。ジャニーズの素晴らしさを知っている。彼は確かに狭い世界に生きているかもしれない。だけどそこにいるからこそ、深く深くそこの良さについてたくさんのことを知っている。あと好きこそ物の上手なれで、好きだからこそ知識量も多い。社会人として知らないことも多いけど、誰よりも知っていることが彼にはある。と、私はそう思っていた。

 


なんで私は増田さんが井の中の蛙だって話を否定したくなったのかわからなかった。だからこのモヤモヤを解決するため、一連を親に話してみた。そしたら「きっと増田さんがその言葉を座右の銘にしているのは、『井の中の蛙で居ちゃいけない』っていう戒めなんだよ」と言われた。ハッとした。そうに違いない、と思った。

親自身、その言葉を常に持っているという話をしてくれた。『井の中の蛙で居ちゃいけない』『狭い世界の中で甘えてるだけじゃダメ』『自ら外の世界を知っていかないと』

私は友の言葉を聞いた時、色んな人のコンサートや舞台やミュージカルに行く増田さんや、大好きな服について学び続ける増田さん、NEWSがカッコ良く見えてNEWSが喜んでくれる衣装を作ろうとしている増田さん、どうやったらファンにより良い物を届けられるか常に考えてくれている増田さんなど、色んな増田さんが浮かんでいた。頑張り続け、進み続け、学び続ける彼が井の中の蛙であるわけがない。

自分の世界だけじゃなく、外の世界へ行き、色んなものに触れ、色んなことを吸収している。だからこそ外からの刺激によって自分の中から、自分にしかないものが生まれてくる。きっと自分の世界だけじゃ気付けないことがたくさんある。外に出るからこそ自分にしかないものが明確になる。

 

社会人としての増田さんは、前に思った通り、『井の中の蛙大海を知らず、されど空の蒼さを知る』だと思う。彼は芸能の仕事しか知らない。ジャニーズ事務所という会社しか知らない。だけどだからこそ魅せ方を知っている。誰よりも人を幸せにさせる言葉や行動を知っている。アイドルや芸能人じゃなきゃわからないことやできないことをたくさん知っている。ジャニーズ事務所だからこそ、を知っている。

でも増田貴久自身は、『井の中の蛙大海を知らず』ではない。井の中の蛙で居ないように外の世界を見てたくさんのことを吸収し、日々学び続けている。

増田さんの座右の銘ダブルミーニングだ。どちらも自分の在り方を示している。

 


話の流れで増田さんが井の中の蛙だと言われた時、私は増田貴久の頑張りを否定されたと思った。

きっと友はそんなつもりはないんだと思う。むしろ私が勝手にそう解釈したことが事の原因。ただ友は、『NEWSが好きってことがすべて』『他は知る必要がない』『1つのことを極めたい』という意味で使ったんだろうことも理解できている。人それぞれ考え方が違うから、もちろん友の考え方も私は受け入れている。自分にない考え方を持っている人だから、友の話はいつだってとっても面白い。

だから今回のことについては私の受け取り方の問題。先に話していた私の話の内容や私の考え方は正直どうだっていい。それぞれ色んな考え方を持っているから、同じじゃないのが当たり前。むしろ私は自分とは違う考え方に触れるからこそ、自分自身について理解を深められるし、さらに自分が成長できる。だけどその後の話で増田さんを井の中の蛙と表現したことに私は引っかかった。プライベートでもアイドルを貫き通し、私達ファンの為に努力を惜しまず、生き甲斐を『仕事』だと言う増田さんは決して空の青さや井戸の中の世界にだけ詳しい蛙じゃない。彼は日々NEWSやNEWSファンのために自分の力を最大限に発揮している。井の中の蛙で居ないよう努力し続けている。だけど彼はその自身の努力を努力と思わず、楽しんで学び、外の世界を見て、自分らしく受け入れている。

 

 

 

さらに増田貴久という人間を好きになった。NEWSを好きになった。この気付きをくれたことに、今感謝が止まない。