秋の日記

主にNEWS関連になるだろう雑記。

東京ドームという夢の場所

増田さんがよく話す東京ドーム話って、98年にあったKinKi Kidsコンサートとカウントダウンコンサートの2個あって、結局どっちが決定打で、どっちが増田さんの中で重要度が高いんだと割と疑問だった。

だけどようやくわかった。これって多分2個で1個なんだわ……。どっちかじゃなくて、どっちもがあったことで、増田さんのアイドルとしての夢が生まれた。

 

やっとちゃんと調べたが、増田さんの入所日は98年11月8日。そしてよく増田さんが話すKinKi Kidsさんの東京ドームコンサートは、98年12月22日からスタートしたWinter Concert '98〜'99(2か所8公演/大阪城ホール・東京ドーム)の12月30日・12月31日の東京ドーム公演。この公演に増田さんはJr.として東京ドームの端の方に出演した。

想像でしかないけど、きっと端から見上げた景色はあり得ないほどの人の数。たくさんという言葉じゃ収まりがつかない程の人の数に、『なんでこんなにたくさんの人が、今日という日のこの時間に一気に集まったんだろう』って12歳の増田貴久は不思議に思い、そして圧倒されたのかもしれない。多分そこに集まった人達はこのコンサートの主役であるKinKi KidsさんやそのバックについているJr.など、見たい人・会いたい人のためにその日に予定や時間を合わせて来ている。増田さんは初めて見る景色や、そこにいる人達を見て、これ以上ないほど感動し、東京ドームで見た景色が忘れられないものになった。

そしてもう1つの東京ドームが、母親と2人で行ったカウントダウンコンサート。このコンサートはその数時間前までKinKi Kidsさんがコンサートをやっていた関係上、カウントダウンコンサートのステージはKinKi Kidsさんのコンサート仕様。だから増田さんがJr.として出演したあとに行われた東京ドームで、今度はカウントダウンコンサートが行われた。増田さんは全く同じ状況で、今度は客側の立場を知ることができた。しかも後ろから2列目という席。

増田さんがKinKi Kidsさんの東京ドーム3公演(12月30日・12月31日・1月1日)出演したのか、3公演中1公演出演したのかわからないし、色々書くとややこしくなるので、増田さんの出演したKinKi Kidsさんの東京ドーム公演を12月31日の17時開演の公演だと仮定する。ゆえに東京ドームで17時から開演されたKinKi Kidsさんのコンサートでは、出演者側で下から上を見上げていた。だけどその数時間後に行われたカウントダウンコンサートでは、今度はお客さん側で上から下を見下ろした。

増田さんは1日で、同じステージセットで、出演者側と客側を体験し、そのうえ、下から見た景色と上から見た景色を見ることができた。

これって『運命』だと言ってもいいような出来事。こんなこと早々ない。しかも増田さんが入所してからまだ数ヶ月しか経ってない。これが増田さんにとって初めてのコンサートだった。そのコンサートで増田さんは1日で出演者側と客側を体験し、下からと上からを見ることができた。出演者側でしか感じられないこと、お客さん側でしか感じられないこと、下からしかわからないこと、上からしかわからないこと、その全部が1日で知ることができた。

だからこそ増田さんはその1日を、東京ドームで見た景色を、忘れずにいる。忘れられない出来事として大事にしてる。

確かにこれは原点だ。ここから増田貴久のアイドルとして人生がスタートしたと言っても過言じゃない。きっとあの日見た景色があったからこそ、今の責任感が強い、アイドル増田貴久がいる。

 


どっちかじゃなくて、どっちもがあったことで増田さんのアイドルとしての夢が生み出された。

 

 

 

 


あともう1つ疑問なのが、そんな夢の場所である東京ドームに増田さんは『ファンを連れて行きたい』のか、それとも『ファンに連れて行ってほしい』のか。どっちなんだろう、とも思っていた。(私は勝手に『ファンを連れて行きたい』と思っていた。プロ意識の理由 - 秋の日記)

でもこれもどっちかじゃなくてどっちもなんだと思う。東京ドームに連れて行きたいし、東京ドームに連れて行ってほしい。自分1人の力だけじゃ夢の場所には行けない。NEWSメンバーやスタッフさん、NEWSファンなど、色んな人の力があって、夢の場所へと行ける。だからどっちかじゃなくてどっちも。

 

 

 

やっぱり東京ドームに行きたいな