秋の日記

主にNEWS関連になるだろう雑記。

あまりにもNEWSのROTは完成度が高い

アマプラに『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』があることを知り、アイドルの色々が少しでもわかればいいなぁと思って見始めた。

デビュー組やJr.の裏側、そしてコンサートの裏方さんのアレコレを見ることができたのはとても面白く、『すげぇな』『ありがたい』と新しい発見や良い学びになった。

そして他のROTを見たことで、NEWSのROTの完成度の高さに私は驚いた。

 


NEWSのROTは何を見せたいのかハッキリとわかる作りになっていた。

NEWSが今回ドキュメンタリーを通して見せたいものは『NEWSのコンサート』。

「NEWS DOME TOUR 2018-2019 EPCOTIA -ENCORE-」を追いかけていくことで、NEWSがどうやってコンサート作りをしているかを主軸でお届けし、それにプラスしてそれぞれの個をサイドストーリーのように見せていく作りになっていた。


衣装を担当する増田貴久。EPCOTIAの登場衣装やWhiteのソロ衣装など、実際のNEWSコンサート映像が流れた。ここで実際の映像が流れることで『こういうのを増田貴久は作っています』というのを見せている。そして、『そもそも増田貴久は服が好きで、好きが高じてファッション誌の連載を持ち、自身が作ったコンサート衣装も雑誌に乗せてもらって評価されている』というのも紹介してくれた。

EPCOTIAに登場する宇宙人や歌詞のフォントなど細かい演出を担当する加藤シゲアキ。EPCOTIAでの宇宙人の映像が流れ、増田さんの時と同じように『これを加藤シゲアキがやってます』と見せてくれた。そしてENCOREでも宇宙人が登場するので、それを録音する加藤さんのカットも入っていた。小説家や俳優として活躍している個の部分もちゃんと入れてくれていた。

NEWSのMCを担当する小山慶一郎。WhiteとNEVERLANDの映像が流れ、『NEWSのMCはこんな感じです』と。MCでの苦労ももちろんあるが、それを1人で語るのではなく、V6の井ノ原さんとの対談の中で語っていく。そして対談相手である井ノ原さんの最近のエピソードを引き出し、最終的に井ノ原さんを立てるのも完璧だった。

NEWSの歌や音を担当する手越祐也。個の部分ではサッカーを入れ、NEWSの”歌って踊って”についてを語る。全体を通してNEWSの曲をたくさん流してくれているし、手越さんが歌っているカットも多い。コンサート会場ではスタッフに何かを尋ねている手越さんの映像も使われていた。

そしてコンサート本番。会場に訪れるファンやコンサートが始まって宇宙船が飛び立つのを見るファンなど、ファンの瞬間瞬間の表情がしっかりと映されている。増田さんがこの日のために手掛けた衣装だとちゃんとわかるようになっている映像とナレーション。そして同じく加藤さんがこだわったフォントもちゃんとわかるように紹介してくれている。今回のテーマ曲?でもある生きろにフィーチャーしながらコンサートが終了。それぞれのコンサートに対する感想や仲間との絆などが見え、最後にバックで流れていた生きろに合わせてナレーションが終わり、『(NEWSとして)生きていく』。

 


あまりにもNEWSのROTは完成度が高い!!!!!!すげぇ!!なんだこれは!!

主軸がしっかりしているし、話の道のりが綺麗だし、映像資料が豊富だし、余計なものがない。

地上波で放送されていた時も綺麗だったが、アマプラはさらに編集されており、加藤さんが黒木さんに褒められているカットや小山さんの生きろを背負えるかというカットなどが無くなっていた。だからより『NEWSのコンサート』というものが際立っていた。

他のROTを見ると同じ映像の使い回しをしたり時系列が行ったり来たりしていた。あとは入所時のメンバーの写真が出てきて当時のことを少し語るのがお決まりだった。

でもNEWSはとてつもなく質が良いし完成度が高かった。そもそも他のROTは4週やっている中、NEWSは3週しか放送されなかった。詳しいことは私にはわからないが、こんなところまでNEWSの作品性の素晴らしさに感動するとは思わなかった。やはりNEWSは信頼できる。

 

 


そして他のROTをいくつか見たことで実感したが、コンサートを行う上でNEWSはバランスが良過ぎる。

これは私がNEWSファンでNEWSに対しての知識があることでわかることなのかもしれないが、NEWSは作り手側のシゲマスと受け手側のコヤテゴになっている。演出に関して突き進む人間と引く人間がいることでぶつからずにいる。

例えばコンサートに対して「こうしたい」「ああしたい」とメンバーそれぞれが言うことで、アイデアが纏まらなかったりぶつかり合ったりする可能性がある。でもNEWSは増田さんをNEWSコンサートの演出の要に置き、細かい演出(宇宙人の設定や歌詞のフォントなど)を加藤さんが担当し、NEWSコンサートの世界観を作り出している。でもそれだけだとあまりにもクセ強で突き進み過ぎてしまうことがあるかもしれないが、そういう時は演出に関しては引いていたコヤテゴが「それだとこうだよ」と受け手側(ファン側)の視点になった意見を出すことで綺麗に纏っているんだと思う。

実際にそういう話を過去に小山さん自身が言っているし、WHITEコンサートのパンフレットを読んだ - 秋の日記でも私は書いたが、手越さんもWHITEコンサートのパンフレットの中で

今回のコンサートをやるにあたって、最初に打ち合わせをしてたときにまず俺が言ったのは、アルバム『White』とどこまで連動させるかってこと。確かに今回のコンサートはアルバムと大きくつながったものではあるけど、あまりに連動させすぎて、例えば『MR.WHITE』のショートフィルムを見ていない人や、NEWSのことをあまり知らないまま友達に連れて来られたって人が楽しめないようなステージになってしまっちゃダメでしょ。それはすごくナンセンス。

ライブはライブとしてちゃんと成立させたかったというか、誰が見ても楽しめるものにしたいという思いは最初から強かった。

と言っている。そうやって演出面に関して良いバランスが取れている。

そしてコンサートの基盤をシゲマスが作ったあとは手越さんがリハや歌や音の部分を担当し、小山さんが本番で会場を盛り上げたりファンとメンバーを繋げたりするMCの部分をやっている。そうやって1つのコンサートを作り上げる中でのそれぞれの役割分担がハッキリしているし、演出に関して細かいところまで熱意を見せるシゲマスとそれを最大限に活かす環境を整えるコヤテゴ、そしてたくさんのスタッフさんのおかげで最高のコンサートができている。

だからNEWSコンサートは最高なんだよ!!!!と私は大声で叫びたい。

他のROTを見たことでグループそれぞれのコンサートの作り方ややり方や見せ方があるんだとわかったが、その上で私は一貫性や物語性があるNEWSコンサートが好きだし、そんなコンサートを作り上げられるNEWSのバランスの良さや能力値の高さを大いに自慢したい。

 

正直な話、このドキュメンタリーを通してNEWSをどんな見せ方にだってできた。

『メンバーが抜けていく中、それでも続けていくNEWS』『活動自粛を経て生まれた仲間との絆』『曲というNEWSの武器』『個の活動』などなど。どれを見せたとしても、ドキュメンタリーとして面白くなる。

でもNEWSが見せたかったものは『NEWSのコンサート』だったし、なるべく他の要素は削り、1番見せたかったものを見せた。きっとNEWSの活動において、コンサートが1番芯になるもので、大切にしていて力を入れていること。彼らはコンサートを通してファンに最高のエンターテイメントを届けようとしている。だからこそ、彼らのコンサートを見ているファンの表情カットがいくつも入っていることが私は嬉しかった。ファン込みで『NEWSのコンサート』はできている。

あと、インタビュアーとフラットに接しているNEWSちゃん達が可愛かった。他のROTを見ていると、インタビュアーと会話したりインタビュアーの声が入ったりはあまりしていなかった。でもNEWSのはインタビュアーとのやり取りが少し多いような気がして、なんかそれが微笑ましかったし可愛かった。

 

 

 

変に良くなってる印象はなかったし、何から何までとても良いドキュメンタリーだった。

友にNEWSやテゴマスの曲を聞いてもらいたい

友は音楽が好きで、音楽をよく聞く人だ。そして何事も選り好みをせず、『とりあえず食べてみるか!』と何にでも手を出せる。

だから元々ジャニーズに興味がないけど私のNEWS話をちゃんと聞いてくれるし、NEWSのコンサートDVDが発売されれば、毎回一緒に鑑賞会をしてくれる。

そんな友に手越さんの1stアルバムが発売したことを伝えると、早速聞いてくれたし、それを通勤ソングにもしてくれていると言っていた。

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『ありがてぇ!!めっちゃ嬉しいですぅぅうぅ』と思い、NEWSやテゴマスの曲も最高だから是非とも友にNEWSやテゴマスの曲も聞いてほしくて勧めたが、どうやらApple Musicにはジャニーズの曲は入っていないらしい。


そういえばそうだった。私は音楽を嗜む人間ではないからサブスク音楽配信サービスを使ってないが、そういうのにジャニーズの曲が入っていないことは話には聞いていた。

なら私が持っているNEWSやテゴマスのCDを貸そうと思ったが、友はWALKMANを持っていないと言うし、NEWSやテゴマスの曲を入れられる程の容量がスマホにはない、と。

それを聞いて『そうか。これが今の普通なのか……』と実感した。もう音楽はスマホ1つで無限に聞ける時代だから、ポータブルオーディオプレーヤーはいらないし、CDを買う必要もない。

音楽を嗜まない人間だから今更それを理解し、私は壁にぶち当たった。だって今はサブスク音楽配信サービスを利用してスマホ1つで無限に音楽を聞ける時代になったってことは、どんなに素晴らしくて最高な曲だとしても、そこに曲が入っていないジャニーズはそれを聞いてもらえない。聞いてもらうキッカケがない。

そもそもサブスクとは『広く浅く大勢に聞いてもらうもの』で、そうすることで利用者が多種多様なものに触れることができ、新しい物への入り口のキッカケになる。と、前に見ていたテレビ番組でそう言っていた。

サブスク音楽配信サービスにジャニーズの曲が入っていないなら、キッカケはもうテレビで披露する曲しかない。それか何かの偶然とか。でもNEWSやテゴマスの曲はカップリング曲もアルバム曲も全部最高なのに、こんな現状じゃ、NEWSに出会えるキッカケがあまりにも少な過ぎるし、出会えたとしてもカップリング曲やアルバム曲に行き着くまでの過程が長いし狭い。


だけどジャニーズにはジャニーズのやり方があることを私は重々承知しているし、だからこその手越さんだということも痛い程わかっている。

ジャニーズってすごいし大きい事務所だけど、限られた人にしかその曲を届けられない。それをどうにかするには色んな問題が多すぎて、だったら独立して、自分なりのやり方で曲を届けていくしかないし、それの方が早い。

何が1番良いなんて私にはわからないけれど、今の状況としては、サブスク音楽配信サービスに手越さんの1stアルバムがあったことで手越さんの音楽が手に取りやすくなり、友に手越さんのアルバムを聞いてもらうことができた。でも今のところ、友にNEWSとテゴマスの曲を聞いてもらう方法は思いつかない。

 

 

 

何とかならんの?ジャニーズさん。

今年もハウトゥーサクシードを見に行けた。

2021年9月28日がハウトゥーサクシードの当落発表だった。

 

母と「何処申し込むー?」と毎度恒例の話し合いが行われ、大阪公演と東京公演の18時からのもの以外を申し込んだ。

でも正直なところ、前回(実は見に行った - 秋の日記)のことがあったからあんま期待していなかった。1発で当たるなんてそんなそんな、と今回も長期戦を覚悟していた。

なのに当落日、案の定私名義は全滅していたが、その次に見た母名義が1公演当選していた。『わーお』と思った。すげぇ。当たってる。とりあえず、「やったー!!」と声に出してみたが現実味はあまりなかった。まさか1発で当たるだなんて思っていなかったし結構ビックリした。

落選慣れしているせいで、『本当に?』『夢?』と思ってしまった。でもまぁ安定に私にはくじ運はなくて、母にくじ運があり、母のおかげで公演を見に行けるんですけどね。


そんな訳で、ハウトゥーサクシード東京公演に私は行けることになった。

 

 

 


去年ずっと夢見ていた場所でやっと行けて、しかもそれがハウトゥーサクシードで行けるというのは我ながら胸熱だった。嬉しくてたまらない。

旅をしに行く前にハウトゥーサクシードに行く予定が決定していたので、日本のどんな遠いところに行ったとしても、ハウトゥーサクシードのために絶対戻って来ようと思い、ハウトゥーサクシードを中心にして旅する場所や工程を考えた。

12月4日の昼公演で、その2日前に家に戻ってきて、次の日に服を買いに行ったりネイルに行ったり公演用に身なりを整えた。

もうめちゃくちゃ楽しみでドキドキワクワクしながら当日は渋谷に行き、あの時の念願だっためっちゃバナナにも行こう!と思って場所を調べたら、悲しきかな、もう10月で閉店していた。『これを飲むのも夢だったんだけどなー』、とその時は悔しかったがまぁ仕方ない。東京の店の移り変わり早さはすごいからな……。

 

公演会場がヒカリエの上の方にあるというぼんやりとした知識しかなかったが、どんどんエスカレーターで上がって行ったら自然と着いた。9階だった。

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そこからの景色がとても良く、渋谷の街が見渡せた。そして近くには渋谷周辺の模型が置いてあり面白かった。その模型が楽しくて「あれって109じゃん?これ何?」と母と共にしばらくそこで模型を見続けた。

そろそろ開場時間になるからと向かったら、さらに会場は上だったようで、『どこまで上があるんだよ』とちょっと笑った。東京ってやっぱすごいところだわ。

会場の中に入る前にパンフレットを購入したのだが、私がパンフレットを買いに行ってる間、母がハウトゥーサクシードのポスターを撮るための列に並んで写真を撮っていたようで、私が戻ってきた時「空いてたから写真撮ってきた」とお知らせしてくれてめっちゃ私はニコニコした。

 

去年もありがたいことに見に行けたから大雑把な内容はわかるし覚えている。

だから去年理解することが出来なかったところに今回は注目した。前回は『え!?何!?なんでフィンチは急にローズマリーのこと好きになったの?』とわからなかったが、あれは元々ローズマリーのことが気になっていたが、それよりも出世のことしか頭になく、恋は二の次で、ヘディとのアレコレで自分の気持ちに気付かされたってことね。1年越しにようやくわかった。

他にも増田さんの細かい表情の動きを知りたかったから増田さんが出ている時はほぼほぼ増田さんしか見ていなかった。フィンチって本当に面白い人だわ。前回の母の感想と同じように『ずる賢いなぁ』と今回見ていた私もそう思った。でも演じているのが増田さんっていうこともあってか、どんな時でも愛嬌があって憎めない。そして元気で一生懸命で実はめちゃくちゃ頭も要領も良くて最高だった。

今回はハウトゥーサクシード2回目だったから前回よりも見終わった後の理解度と満足度が高く、公演中も母と隣同士で安心してゆったりと楽しみ、席も2階席の最前列で割と良かった。

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今年も無事に全公演終わってホッとした。お疲れさまです。ありがとうございました。

 

 

 

記事を載せるタイミングを逃し、今更感があるがしょーがない。

ROTでの増田さん

なんで急にアイナナ(NEWSファンの私がIDOLiSH7をプレイした。 - 秋の日記)をやり始めたかというと、ROTでの増田さんの意図を私はちゃんと知りたかったから。

 

年始に友と遊び、「これがキッカケで私はNEWSにハマったんだぁ」と友に2018年12月のFNS歌謡祭の映像を見せた。久しぶりに見たらとても懐かしく、その頃の他の映像も見たくなり、私は一曲NEW魂とROTを見た。

見てて『そうだったそうだった!』と思い出したが、私はFNS歌謡祭のチャンカパーナでハマり、そのあとは一曲NEW魂→クリスマスゼロ→ROTという流れだった。厳密に言うと合間にカウコンや他の音楽番組での歌唱も入っているんだろうけど、その辺はハマりたてだったこともあり、全然覚えていない。でもその3つはNEWSがメインとして扱われていた番組だったから印象的で、よく覚えている。

印象的だったからこそ、最初の頃の私は増田さんを怖い人だと思っていた。怖いというかプロ意識の塊?『彼は常に本気だから生半可な気持ちでは挑めない』『勝てねぇ……』的な。上手く言えないけど、NEWSにハマって直ぐの頃に増田さんの核心に触れてしまったことで、私は圧倒されていたんだと思う。

今思うと増田さんに対して最初にそんな印象を持つなんて中々無いよなぁ。普通なら『可愛い』『ニコニコしてる』『歌がうまい』『優しそう』とかライトなイメージを持つと思う。でも私はジャニーズに興味がなかったし世間知らずだったこともあり、予備知識がなかった。そんな中で一曲NEW魂→クリスマスゼロ→ROTを見たからそれが増田さんの印象に直結した。

一曲NEW魂とROTではローな増田さんだったし、クリスマスゼロで増田さんが演じる山口カズヤは闇落ちキャラだった。職場の人から貸してもらったNEWSのコンサートDVDのメイキングでも増田さんは出たがらない?からずっと印象は変わらず、テゴマスのあいの「Chu Chu Chu!」で『おお!』『この人好き!』って一気に増田さんのことが好きになり、印象もライトになった。

 

あれから3年が経ち、あの時の私はまだ色々とわかっていなかったが、今ならわかる。

ROTでカメラを向けられているとわかっているはずなのに、スタッフからの挨拶をスルーしたり心を閉ざしたりしていたあの時の増田さんは特殊だった。

だからこそ『あの時の増田さんは何を伝えたかったのか?』という疑問が出てきた。そしてそれを調べていったことで、私はアイナナに辿り着いた。

ちょうど去年の年末頃にアイナナの5部の配信がスタートし、『TRIGGER(アイナナ内でのアイドルグループ)がドキュメンタリー番組に出るか出ないかの話で、その番組に出ることをマネージャーが断った』というのを見た。何故マネージャーがドキュメンタリー番組を断ったのかについて大まかな内容を見た時、何の確信もないけれど『ここに増田さんが伝えたかったことの答えがあるかもしれない』と思い、私はアイナナについて調べ始め、最終的にアイナナをプレイすることに至った。

 

 

 

 

 

 

長い前振りになってしまったが、アイナナをプレイしたことで『あの時の増田さんは何を伝えたかったのか?』の一部を知れた気がする。

 

まだアイナナの世界では密着型ドキュメンタリー番組をやる方向性ではあるが、どういう番組にしていくか、どのアイドルが参加するか、などをプロデューサーや事務所の人間も含め、関係者が集まって話し合っている段階。その会議にアイドルくんも参加し、密着型ドキュメンタリー番組をやることについて

「ライブの裏側とかだけじゃなくてベタつきでアイドルの日常を。つまり裏側を見せていくってことですか?それってアイドルはトイレに行かないって言ってくれる子もいるのに、夢を壊しちゃいませんか……?」

「ファンの子の夢を壊さないか、それが一番心配です」

と疑問を投げかけた。それに対して番組プロデューサーは

「きらきらしたアイドルの笑顔は本物なのか、一体どこまでが作り物なのか、視聴者の疑問に答えていきたい。それは明確な答えじゃなくてもいい。普段アイドルが一生懸命やっている姿を正直に映し出すことで十分通じる」

「今はみんな批判されることを恐れて、未完成なものを世に出せなくなっている。初心者は未完成で当然なのに、それじゃあ誰も何も始められないし、世の中つまらなくなってしまう。完璧で格好いいものはきらきら輝いて、見る人たちに幸福と勇気を与える。でも完璧で格好いい君たちが未完成でまだ格好悪いものを見せることで、きらきらと輝いた、幸福と勇気が与えられるんじゃないか。未完成でも失敗しても、何かを目指して頑張っている人たちは格好いい。必死な目つきとか悔しそうな顔とか、そういうのを全部隠した笑顔も魅力的で、そういうのを視聴者に見せたい」

「アイドルが生身の人間だと伝えることで、真実を伝えられると思う」

と。そんな中、密着型ドキュメンタリー番組の概要を聞いたTRIGGER(アイナナ内でのアイドルグループ)のマネージャーは

「生々しい感情を安く晒してファンや視聴者に同情されたいわけじゃない。ライブの裏側やドラマ作りを知りたい人たちに向けてのドキュメンタリーならわかる。でもこれはアイドルを丸裸にしているようなもの」

「ファンのことを誰よりも大事にしている。だからこそ裏側は見せない。一生懸命頑張ったから拍手が欲しいわけじゃない。子どもみたいに愛されたいわけじゃない。職人が作品を仕上げるように完璧なショーを作り上げ、観た人に幸福と満足を与える。それが私達の喜びだから余計なことは語らなくたっていい」

「苦労話なんていくらでもできるし傷付いてきた経験だって星の数よりある。でもそれをファンには見せなかった。ファンに心配をかけたくなかったから。アイドルとしてプライドがあるから」

という理由で断った。

これだけじゃ語り切れないぐらい色んな事情が込み合っているけど、それを話し始めるとめちゃくちゃ長くなってしまうから端折る。

 

多分、増田さんのROTでの言動の中身はTRIGGER(アイナナ内でのアイドルグループ)のマネージャーさんが言っていることに近いんだと思う。実際にROTでのロングインタビューでも増田さんは

「自分が作るものが作品として世の中に出る以上、命かけて、自分がどんなに辛くてもどんなに大変な思いをしても『こんなものを作りました』という作品しか出なくていいと僕は思ってて、すべてを伝えるつもりもないというか、伝えちゃいけないのかな?と思ってる部分もある」

と言っている。アイドルとしてのプロ意識を持っているからこそ多くを見せたくない。

だけどもう密着し、放送されることも決まっているからか、

「(放送内容を)変に良くしないでほしい」

と言い、ありのままを描いてほしい、というのが増田さんの願い。

元々ROTは全4話の予定だったが、結局3話までしか放送されなかった。当時のTwitterでの情報を見る限り、わかる部分としては小山さんのロングインタビューが切られていた。

NEWSのROT放送前のCMも見たが、ロングインタビューで小山さんは「『俺はアイドルでいていいのかな?』っていう風にすごい悩んで、『やめなきゃいけない』と思いました」と言っていた。そしてCMの中で映像では出ていなかったが「誰ひとりが欠けてもダメだし、4人がひとつになって立ち向かって行かないと乗り越えられない壁だな……」という手越さんの音声が入っている。だから手越さんもロングインタビューを受けていて、もしかしたら手越さんのロングインタビューも切られていたのかもしれない。

 

これは私の予測でしかないけど、『アイドルの本当の実態や努力の裏側は見せなくていい。見せたくないし、見られたくない』というアイドルとしてのプロ意識と、その当時の状況による警戒心。それがROTでの増田さんになったんだろう。

最初から『ありのままを描いてほしい』が増田さんの答えであることはわかっていたが、なんかそういうことじゃなくて、ずっと私はグルグルしていた。でもやっとわかった。『本気』『覚悟』『責任』『攻撃と防御』だったんだと思う。だからあの時の私は、ROTでの増田さんの気迫に慄いたのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

アイナナはNEWSファンである私の心を刺しまくった。痛いところをいっぱい突っつかれた。

作中で「職人気質なアイドルはこのままじゃ時代に置いて行かれますよ」「一生懸命取り組んでいる姿が感動を与える」と言っていた。

アイドルじゃない私は『リアルを見せる』って何なのかわからないし、どーすればいいのかもわからない。

夢を見るためにアイドルが好きな人もいるのに、そんな人に対してアイドルのリアルを見せるってのはあまりにも残酷すぎる。でもアイドルのリアルを見せないことで、周りがアイドルを生身の人間として見てくれず当たり前が失われるのも変だ。

何が正解かなんて私にはわかる訳がない。だからファンである私ができることは、アイドルが見せてくれたものを受け取って受け入れるだけだと思った。

アイドルはとってもファンのことを愛してくれていて、常にファンのことも考えてくれている。それで十分。

ROTの4話ももしかしたらファンの為だったのかもしれない。放送できなかったんじゃなくて、放送したくなかった。そう思うと『NEWSファンで本当に幸せだなぁ』と思う。

 

アイナナの中でアイドルは

「わかってほしいという気持ちと同じように、わかってほしくないという気持ちもある」

という話をしていた。

私はNEWSちゃん達が見せてくれるものの『その先』をよく考える。こうなのかもしれない、ああなのかもしれない、と。

勝手に想像を広げられて勝手に解釈されて、私のしていることはNEWSちゃん達にとっては嫌だったり迷惑なだけだったりすると思う。でも私は彼らを暴きたいわけじゃなくて、もっともっと彼らを好きになろうとしているだけで、考えて考えて考えまくってどんどん自らNEWSちゃん達のことを好きになっていってる。でも結果的には良い行いではない。

だから常に『ごめんなさい』とは思っているし、『いつだって私は、一番はNEWSちゃん達の意思を尊重したい』と思っている。

 

 

 

ゲームも現実も私はこの先をただ見守るしかない。でもそれがめちゃくちゃ楽しい。このあとのアイナナの展開も一体どうなるんだろうか……!!

NEWSファンの私がIDOLiSH7をプレイした。

紆余曲折があり、IDOLiSH7アイドリッシュセブン)、通称アイナナをプレイした。

ゲームとリアルをごっちゃにするな!と思われるような話だが、あまりにもNEWS好きな私を刺して抉るようなストーリーばかりだった。

今配信されている、5部の4章までやり遂げたが、どの話もとっても面白かったし、このゲームをプレイできて本当に本当に良かったとそう思っている。

 

 


アイナナは音楽に合わせてポチポチとボタンを押すリズムゲーム+アイドルの成長物語を見せるノベルゲームの2つの要素を兼ね備えている。

登場するキャラクターはみんな個性豊かで、大物俳優の隠し子や他国の王子様、大企業の御曹司など色々と訳アリ。そこだけを見ると『二次元によくありがちなやつ』とそう思うが、そんな訳アリ設定なアイドル達と主人公が恋をする恋愛シミュレーションゲームという訳ではなく、アイドル達が様々な壁にぶつかりながらもファンや仲間のためにアイドルとして奮闘するのを見守るゲームだ。

一応ゲームの主人公?として『私』という人間は存在する。『私』は父親が経営するアイドル事務所でマネージャーとして働き始める。そこで任された7人の個性豊かな男の子達がIDOLiSH7。それぞれに色んな理由を持ち、彼らはアイドルを目指している。

正直、『私』はメインではないし、視点も常に『私』って訳ではない。でも『私』は本気でアイドルくん達の事を考え、寄り添ってくれる良い子で、そんな『私』をアイドルくん達も信頼し、とても良い関係性を築いている。

 

初期はIDOLiSH7/TRIGGER/Re:valeの3ユニットがメインだ。

IDOLiSH7は『私』の父親が経営するアイドル事務所の所属アイドルで、TRIGGERが大手事務所の所属アイドル、Re:valeは小さい事務所の所属アイドル。違う事務所のアイドルグループ同士だが、他のグループを認め合い、切磋琢磨しながらアイドルというものを盛り上げている。

IDOLiSH7は白のイメージで正統派アイドル。TRIGGERは黒のイメージで高貴なアイドル。Re:valeは安定したトップアイドル。リアルのアイドルグループで説明するとIDOLiSH7=NEWS、TRIGGER=KAT-TUN、Re:vale=KinKi Kidsのような感じ。

ただ、私が他のアイドルのアレコレを知らないからそう思うのかわからないけど、ぜーんぶNEWSにしか思えない。というかもう全部NEWSなんだよ。

IDOLiSH7は7人組のグループなんだけど色々事情があって、先に2人がMEZZO”という名前でデビューした。順番は違うがNEWSにテゴマスが居る状況と一緒。メインのグループもあるが、その中の2人が別名でもデビューしている。

TRIGGERはメンバーが言っている言葉が増田さんと被る。「プロである以上、どのライブも同じクオリティのものを提供する」「ボクたちは忙しいが、お客さんはもっと忙しいかもしれない。ボクたちの仕事は大変だけど、お客さんはもっと大変な日々を過ごしているかもしれない。そんな中で時間を作ってボクたちを見に来てくれる。夢のような楽しい時間を求めている。瞬間瞬間に最高の価値を与えられないならステージに立っている意味がない」など。プロ意識を感じさせる発言に既視感ある。

Re:valeはメンバーの髪の感じが昔の増田さん感あるし、元サッカー少年で誕生日が11月11日とか手越さんを連想させられる。

私がNEWSファンってことでそういう目でしか見られないってこともあるが、どのグループも『NEWSだぁ~!』と勝手に思いながらその3ユニットにめっちゃ感情移入し、ガチ泣きしながら私は物語を読み進めていた。

 

物語の中で色んなことが起こった。訳アリ設定だということもあるが、全体的に内容はしんどい。ただただやっていて幸せになるような楽しいゲームって訳じゃない。アイドルの不仲説・ハニートラップ・印象操作・脱退騒動・忖度などなど。NEWSファンである私の心臓や胃を鋭利な刃で刺してくる。『おーおー!めっちゃ抉ってきますね!?!?!』という内容ばかりで逆に笑った。全然笑えない話であることはわかってはいるんだけど、なんかもう面白すぎて読み進める手が止まらなかった。

しんどい内容ではあるんだけど、今までファン視点でしか考えたことがなかった事柄が、アイドル視点で繰り広げられているんだよ。どれもこれも新鮮で仕方がなかった。読んでいて私はある意味夢をもらった。『NEWSちゃん達もこういうことを思っているのかもしれない』と。まぁ実際はそんなことないかもしれないが、少なからずそういう側面はあるだろうし、そういうことを知れたことで、前よりもずっとずっと私は優しい気持ちになれたし答え合わせができた気分。

そしてアイドル視点を見たことで、ファンの残酷さも身に染みた。

アイドルはファンのことが大好きで、常にファンのことを考えてくれているからこそ、ファンの『好き』って感情で、アイドルを落ち込ませてしまう。

私自身もよく思うことだけど、同じ人を見ているはずなのに、見た人によってその捉え方がそれぞれになる。アイドルが何かしたことによって「この○○くん好き!」「この○○くんちょっとヤダ……」というのが同時にファンの口から出てきて、賛否が分かれる。だから全てのファンに好かれるって難しい。でもアイドルはただただファンに好かれていたい。それに対して作中で

「アイドルをする奴らは人を幸せにすることが好きで、人に愛されることが好きだからさ。ファンにがっかりされることがあると、人一倍、食らっちゃう」

と言っていた。良い言葉だけがアイドルくん達を包み込んでくれればいいんだけど、否定的なファンの声にもアイドルくん達は耳を傾けてしまい、それで悩んだり落ち込んだりすることがある。でも万人に好かれるのは難しいことだってアイドルくん達は理解し、その上で自分に正直に生きている。

そういうのを見て私は毎回NEWSちゃん達を思い浮かべ、『苦しいよーー』と思いながら涙を流した。

良い意味でも悪い意味でもファンはアイドルくん達のことを何も知らない。だから「えー、△△くんより□□くんがセンターの方が良い!」「〇〇ばっか喋って、□□くん全然喋ってくれないじゃん。〇〇って人気無いのに調子乗ってるよね」と同じグループ内だとしても自分が好きな担当以外のメンバーを貶す。

何かアイドルくんに不祥事が起こった時、「〇〇の人気はもう終わりだよ。今は□□でしょ」と違うアイドルグループに乗り換える。

「アイドルなんか信じてないし期待もしてない。DVDやグッズを買ってもどうせゴミになる。アイドルはファンを裏切る」「こんなに応援してるのにこっちに気付きもしないし、応援してたって意味がない」と好きだったのにアンチになり、あの手この手で嫌がらせをしてくる。

ファンって残酷。今話したことはアイナナの世界で起こった話だけど、現実世界でもたまに同じような場面を見かける。だからこそそんなファン達の気持ちが少し理解できてしまう。誰が悪い、なんてそんなの無いし、そんなこと私は思えない。ただ担当が好きすぎたり、ずっと安心できる幸せな夢を見ていたいだけ。ファンだからこうしてなきゃいけない、は無いから自由でいいと思う。でも強いて言うなら『良い言葉以外、アイドルくん達の届くところに置かないで』と私は切に願っている。常に善人であれとは願わない。だけど何事も一呼吸置いてほしい。

 

アイナナの物語を読み進め、『ファンって残酷だ』ってそう思ったけど、それ以上に『ファンはアイドルの糧だ』とも思った。アイドルはファンのために頑張っているし、ずっと輝き続け、夢を見させてくれている。

「ステージに立てば元気になるんだよ。あれだけのパワーを観客から受けて、立ち止まってなんかいられない」

「つらいこともある。悲しいことも……。誰か本当の俺のことをわかってくれよって、全部洗いざらい話したくなる。だけどそれと同じくらい、そんな弱さ絶対に見せたくない」

「笑ってないと不安で押し潰されそうになる」

「ファンに心配をかけたくない。俺達を見て、楽しい思いだけしてほしい」

「俺の好きな人の夢は壊してないか。満足できるものは見せられているか。仲間の力になれているか」

「お客さんの求めるパフォーマンスをするのは当然でしょ」

「多分、夢見ることってわがままなことだと思います。傷付くこともあるし、傷付けることもある。自分なんかが応援してもらって本当にいいのかって迷う日もある。それでもメンバーと、仕事仲間と、ファンの子達と、一緒に幸せな夢を見たいから。幸せにもしたい」

「アイドルの『好き』なんて胡散臭いよね。仕事だからとか、ファンサとかさ。でも本当にみんなが好きだよ。好きじゃなかったらこんな厳しい仕事やってけないよ」

「もしみんなに嫌われちゃったら残念だし悲しいけどしょうがない。無理矢理、好きになってなんて言えない。俺達を楽しめる時だけ俺達のそばに居てくれればいい。もしも嫌気がさして居なくなっても、また好きになってくれた時、戻ってきてくれたらそれでいい。俺達はここに居る。ずっと変わらずここに居るから」

「ファンに嘘ついてる訳じゃない。自分自身がファンに喜んでもらうための作品なんだ。アイドルって、ファンとスタッフとアイドル本人が作る作品」

増田さんはプロ意識が高いから『アイドルとして何故ここまで身を捧げられるのか、どうして彼はこんなにもプロ意識が高くなったのか?』と増田さんに対して私はそう思っていた。でもそれは活動を見ていく中で『責任感』だと私の中で答えが出た。アイナナの世界のアイドルくん達も同じくアイドルとしての責任を少しずつ持っていく。その過程を見て『こういうことだったのか……』と私はアイドルの内側を見れた気がした。これが正解だとは思っていないけど、こうやって色んな経験がアイドルとしての責任を作り上げていくんだと納得した。

アイナナの中にはしんどくなるような事柄が多い。でもそれは二次元だけの話じゃない、ってことが、私をしんどくさせる1番の原因。どの話もNEWSちゃん達に重なり、私は読んでいる間ずっと情緒不安定だったし何度も泣いた。

でもそれは悲しみや辛さの涙じゃなくて、嬉しさや楽しさの涙もあった。アイドルくん達の成功に涙したし、アイドルくん達を応援するファンの言葉に私は泣きまくった。

「〇〇を応援してきて良かった。間違いじゃなかった」

「すごい。……すごいなぁ〇〇。ずっとずっと格好いいなぁ」

「……何度も、何度でも、〇〇のファンで良かったって思わせてくれるんだもん」

「テレビで歌っても、路上で歌っても、舞台の上で歌っても、私にとって〇〇が一番のスターだよ」

「大変だったけど辞めないでくれて。終わらせないでくれて、ありがとう……」

「ありがとう、大好き……!」

「解散したりしないで……居なくなったりしないでください。何もない生活の中でやっと見つけたんです。夢中になれるもの、見つけたんです」

痛いほどわかる。だってそれは何度だって私がNEWSに対して思っている感情と一緒だから。

そして

「どれだけ見守り続けていても信じようとしていても、ファンは直接アイドルの気持ちを知ることはできない。それでも君たちが好きだから、不安も悲しみもつれて一生懸命寄り添おうとしてくれる。夢を追いかけるアイドルがいて、それを応援するファンがいる。どこでも見かける楽しい景色だ。だけど傍で見ているほど簡単で単純な楽しいだけの遊びじゃない。楽しむためにたくさんの痛みもいくつもの葛藤も前向きな気持ちに変えていこうとしてくれるから、みんなが笑顔で居られる場所が生まれるんだよ。不安を乗り越えて眩しいスポットライトを手に入れるのはアイドルだけじゃない。ファンだって同じだ。あの光り輝くステージには人を愛する優しさ、人を信じる強さ、そして人を見守る賢さにあふれている。だからこそライブのステージでアイドルとファンはひとつになれるんだ。この日のために僕らは頑張ったよねって。これは僕らのお祭りだって。あなたも私たちもとっても素敵だって、これからもよろしくねってお互いを称え合っていけるんだよ」

「迷ったなら歌うといい。それだけで繋がり合える。君たちはアイドルで、ファンは歌う君達を待っている」

という言葉に、『私の思いが報われた』とまで思った。

 

 

 

 

 

 

まだまだアイナナやアイドルについて語りたいことがあるが、ありすぎて迷子になるからこの辺にしておく。

 

楽しいだけじゃないが、アイナナは素晴らしい作品でとっても面白いアイドルゲームだった。でもそう思えたのは間違いなく、私がNEWSに出会い、NEWSにハマったからだ。

どのぐらい前だったか忘れてしまったけど、友にアイナナを勧められ、一度アイナナを私はやったことがあった。でもその時はハマらなかった。基本的に私はゲームは得意ではないし、音楽ゲームなんて不得意だって言ってもいいほど。

なのにアイナナをやり始めてから3日間で私は5部の今配信されているところまで全部やり遂げた。NEWSファンになった今だからこそこんなにも私はアイナナにハマれたんだと思う。NEWSにハマったことがキッカケで、アイナナを楽しめるタイミングがここで来た。

友にアイナナをやっていることを伝えると、「まさか、秋ちゃんと語れる日がくるとは、、」「昔のわたしに言ってあげたいわ」と言ってくれて、アイナナにハマれたことがもっともっと私は嬉しくなった。

 

NEWSファンの私としてはアイナナの世界は羨ましすぎた。1年に何曲出してるんだよ!?ってぐらい新曲出しまくるし、グループでの冠番組持っているし、それぞれのソロの仕事も成功させているし、IDOLiSH7MEZZO”を両立させている。

『二次元の世界』とは言っても、あまりにも現実と似た環境だから「うーらーやーまーしーいーー!!」と何度も言いまくった。

まぁな。現実世界の男性アイドルは、ジャニーズ事務所の一強。アイナナみたいにどの事務所からも男性アイドルが出てきて、違う事務所同士だとしても仲良くしたりコラボしたりがないからなぁ。『現実もこうなってくれたらいいのにな』と願うぐらい素敵な世界観だったわ。羨ましい。

 

今も私はNEWSに対して色んなことを思うよ。

「4人のNEWSがいい」「でも3人だって素晴らしい」って、感情が矛盾することだって多い。でもどれも私の本音であることは間違いない。

そうやって常にぐちゃぐちゃしていたんだけど、アイナナをプレイしたことで気持ちが纏まった。

私はやっぱり最高に最強に永遠に不滅的にNEWSが好きなんだよ。『NEWS』というそのものが好きで、NEWSが1人になろうが何人だろうが、私がNEWSを好きなことには変わりはない。そしてNEWSが何人だろうが私はずっと手越担。私の運命の推しはいつだって手越さん。

9人も8人も6人も4人も3人も、当たり前のように好きで、NEWSであることがもう愛おしい。でもその中で私の"特別"が、4人のNEWSとテゴマス。殿堂入りみたいな感じで、もうこれは揺るぎようがないし好き云々の話でもない。

だから私としては、『NEWSが好きで、小山さんが好きで、増田さんが好きで、手越さんが好きで、加藤さんが好きだから、どういう未来にしろ、みんなが笑って幸せで居てくれればファンである私はとっても幸せ』という感じに纏まった。

 

 

 

 

アイナナ面白かったし、アイナナのおかげでもっとNEWSちゃん達のことが大好きになった。

きっとこのアイナナのシナリオライターはアイドル好きでしょ?アイドル感やファン心理がこれでもかってほど私に刺さるし、『ありがとう』と伝えたいぐらい色んなものが具現化されていた。

あと、アイナナの監修は増田貴久か?と思うほどだった。

 

 

 

しんどいし抉られるけど面白いよ!アイドルファンは是非アイナナやってみて!NEWSファンはめちゃくちゃ刺さるから死なないでね!

手越さんのライブDVDが発売決定!!

今、手越さんのファンクラブからのメールを見て驚きまくった。ライブDVDの発売が決定した!!!!!!わーーーーーーーーい!!

 


去年の9月にやった「YUYA TEGOSHI LIVE TOUR 2021  ARE YOU READY?」が早速円盤化される。しかもその公演というのが9月22日のZepp Hanedaってことは、去年私が行った公演じゃないか!!私が見た公演がそのまま円盤化されるとは嬉しすぎる。嬉しすぎるよ!!

実際に会場で見て(「ARE YOU READY?」を見に行ってきた。 - 秋の日記)、家に帰ってから配信動画でも見てる(「ARE YOU READY?」感想(独断と偏見の個人的な感想) - 秋の日記)から2回は見ているんだけど、やっぱり行われていたライブがDVD化され、いつでもどこでも安心してライブ映像を見られるというのは幸せだよ。テレビ画面で見られるし、プロジェクターを使えばもっともっと大画面で手越さんのライブ映像を見ることができる。そう考えるとさっきからずっと顔が緩んで仕方ない。

 


情報を見てすぐにポチりに行き、友にも「手越さんのライブDVDが出るので一緒に見よう」とお誘いをした。

冷静になってアレコレ気付いたが、「DVD」としか表記がないってことは、Blu-rayではないってこと?その辺はよくわからないが、ライブDVDが発売され、ご自宅で楽しめるってことが最高に嬉しいしありがたいので、もしDVDだとしても私は構わない。手越さんがそこに居るってだけで私にとって神映像だから。画質は二の次。

あと詳しい発売日は書いてなかったが、1月末に発送と書いてあった。しかもこのライブDVDは一般的に売り出すんじゃなくて、ファンクラブ限定で出すらしいのね。ファンの為の映像とかマジで嬉しすぎるしたまらん。

もうポチッたし、ライブDVDが届くのをのんびり待つよ。いつでもいいよ!いつでもウェルカム!!

 


はぁぁあぁ、さっきから湧き上がる気持ちを抑えられない!!本当に本当に、めちゃくちゃはちゃめちゃ嬉しい!!円盤化してほしいと思ってて、本当に円盤化された。願いが叶った。

ミーティングやリハーサルシーンも入ってるみたいだし、上で『のんびり待つよ』と書いたばかりだが、今から楽しみすぎてドキドキワクワクが止まらないよ!!

のんびり待ちつつ楽しみを目一杯膨らませておく。

 

 

 

届いたら家宝にします。

奇跡が起こった

私はドキドキすることが苦手で、ぐるナイの「ゴチ」は結果を知ってから見るようにしている。

でも、ゴチ最終決戦は別だ。

なるべくドキドキする時間は減らせるように、結果発表頃から視聴をスタートさせた。

 

 

色々忙しくて増田さんのゴチの成績を把握できていなかったが、最下位で借金が約105万もあることにビックリした。

クビの最有力候補で、視聴者からのクビになるのは誰かという投票でも増田さんは群を抜いて投票をされており、60%以上あった。

今日は「Johnny's Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~」に参加しているから増田さんは遅れてやってきた。

こんな状況なのに飄々としている増田さんに『すげぇな……』と思っていたが、やっぱりめちゃくちゃドキドキしているようで、順位が発表されるたびに緊迫したりホッとしたり、見ている私も心臓がバクバクした。緊張から胃に違和感もあった。

もう1位でしか増田さんが生き残る道はなく、途中で名前が呼ばれないことを祈り続けた。


そして1位かビリかのどちらかまで残り、この時点で増田さんはどっちに転んでも伝説であることが美味しかった。ビリなら最高金額でのクビになるらしく、増田さんがクビになるのは悲しいが、最高金額でのクビはある意味面白い。

『増田さんは持ってるなぁ』と思いながらも1位になってほしい!!ジャイアントキリングしようぜ!!!!と必死に願っていたら本当に増田さんが1位になり、一瞬パニックになったが直ぐに嬉しさから23時を過ぎているというのに叫び声を上げ、一緒に見ていた母とハイタッチをした。

すごい!すごい!すごい!!増田さん凄すぎるよ!!

ずっと最下位でクビ予想もダントツだった増田さんがまさかの1位で残留で100万が返ってきて2021年を終了させた。増田貴久がジャイアントキリングを成し遂げた。

 


増田さんも処理しきれてないようでポカンとしていたが、それを含め、すべてがカッコ良すぎて感動が止まらなかった。

2021年の最後の最後にこんな感動をくれるなんて思ってもいなかった。NEWSのファンをしていて本当に本当に良かった!!最高だよ!!大好きだよ!!愛してるよ!!

増田さん、お疲れ様。ありがとう!!

 

 

 

ゴチ3年目突入決定おめでとう!!これからもいっぱ美味しいもの食べてね!!