秋の日記

主にNEWS関連になるだろう雑記。

ずっと積読していた雑誌を一通り読み終えた。

ようやくタイミングが来たようで、積読していた雑誌をすべて読み終えたし、かさばるので解体もし終えた。

目的のページは数ページだけだから見ようと思えばいつだって直ぐに見ることはできたが、主に『今雑誌を見たい気分じゃない』という理由で今まで雑誌を貯めに貯めてきた。

そして『せっかく雑誌を1冊丸々買っているんだから、どうせなら目的のページ以外も見てみよう』と思い、目的のページ以外にもパラパラと雑誌を読んでみたが、それがどれもとてもとても面白かった。

装苑は面白すぎて単独でブログにする程だったし(服が好きって今まではよくわからなかった - 秋の日記)、雑誌に出ている人達の言葉も含めどれもこれも興味深いものだった。

 

 

雑誌の中で『プレッシャーが生きがいだから』と言っている人が居た。でもこれはその人が言った言葉ではなく、その人の友人が言った言葉だった。

その人は主演ということでプレッシャーを感じ不安に思っていた。相談として起業家の友人に『お前はプレッシャーを感じないのか?』と聞いた時の返事が『プレッシャーが生きがいだから』だったと思う。

この一連の流れでのその台詞はカッコ良すぎたし正直痺れた。どんなことだって何だって挑もうとするその心に私は拍手喝采だった。そしてそれを聞いたその人は友人からの言葉に元気付けられていた。

人それぞれ考え方は違うけれど、考え方や捉え方によって『プレッシャー』がマイナスにもプラスになるんだなと読んでて面白かった。

 

 

『この仕事は続けるのと同じくらい、辞めるのが難しい』は目から鱗だったわ。確かにそれはあるな。

よく増田さんは続けることについての話をしてくれるから、そのたびに続けることって難しいよなぁと私は思う。でも反対に辞めることも難しいと言うその人の言葉にハッとした。

きっと辞めることって夢を諦めることと似たようなことだと思う。アイドルや俳優など、人前に出る仕事はやらされてるんじゃなくて、やりたくてやってること。だから辞めるってことは夢を諦めることなのかもしれない。

他にも周りからのプレッシャーやずっとやっていることを辞めることへの恐怖もあるだろうし、そっち側で考えたことはなかったけど、そういうのもあるんだなと感慨深かった。

そして、その人を私は天才だと思っていたから、天才には天才の色々があるんだな、と。

 

 

『誰かのために何かを我慢する』と言っていたのが私の中で引っ掛かった。

ドラマや映画の現場で俺が!俺が!と言う人が苦手だというような話をその人はしていた。そして芸能界は我慢する場所だ、と。

私は芸能界で生きる人間ではないから詳しいことはわからないが、その人の言う通り『我慢する場所』なのかもしれない。

でも私という人間が『誰かのために何かを我慢する』という考え方が嫌いだ!とカッとなった。誰かのために私は生きてるわけじゃない。私は私のために生きているし、自分のために生きてる上でそれが誰かのためにもなっていたら『ラッキーだな』『嬉しいな』ぐらいの心持ちでいる。

もし誰かのためを優先する場合だとしても、『我慢』という言葉は使いたくない。それはなんだか気持ちが良くないし、私なら双方納得の上、話を進めていきたい。

人それぞれ考え方が違うため、そういう考えの人もいることは理解はしている。環境や状況だってもちろん全然違うし。あともしかしたら私が捉えたような意味で発したことではなかったのかもしれない。

だけどその発言により、もし私がその人の相手の立場なら『我慢させていたのか』と申し訳なくなるし、何でも言い合えるような信頼関係を築けていなかったんだと悲しくなる。そして我慢を強いてたんだな、と。ショックだった。

 

 

『テレビの仕事は身を切り売りするから、頑張りすぎると空っぽになっていっちゃう』は読んでて刺さった。

テレビに出ている側がそれを言うからこそ良い意味でも悪い意味でもグサグサとくる。擦り減らしながら芸能界を生きていることに、なんて言えばいいのかわからなくなる。

でもそうやって擦り減らしながら生きていることで、それを見て救われてる人もいる訳で、本当に難しい世界だとそう思う。

 

 

アイドルがアイドルの職業について『その子の性格がいい、悪い関係なく無条件に応援されて、成長過程を見せて共感や感動を与える職業』と語っていたのも面白かった。

話を読む限り中々いないタイプのアイドルで、王道とは違うアイドルだった。でもだからこその発言が多くて夢中で記事を読んだ。

唯一無二とは?についての話でも『きっと自分らしくいることを認めてくれる人がいて唯一無二になれる』とも言ってて、ほぉ!っとなった。面白い。

 

 

あとあえて名前を出すけど、雑誌をいくつか読んでいてA.B.C-Zの戸塚さんの印象がすごく良かった。言ってることがだいぶ好きだった。

落ち込んでる塚田さん励ます?ためにゲリラ訪問したという話で『GTOの第1話でも、鬼塚先生が生徒の家の壁をぶっ壊して、勝手に中に入っていったよね?極論、ああいうことをしないと、人を救えない時ってあると思うんですよ』って言ってたんだけど、この人はそういうことをしてでも人を救いたい気持ちがあるっていうことにとてもグッと来た。すごく優しい人だし思い切りがある。

あと戸塚さんがマリリンモンローのような格好しているやつも面白かった。男が女装したらもしかしたら綺麗なんじゃないか、って。

他にも何があろうと私は『後悔のないように生きる』がモットーでそれがブレることはないんだけど、「悔いながら生きる姿も美しい」と言い切る戸塚さんのその感性に惹かれるものはあった。そういう考えを持っていること自体めちゃくちゃ面白い。

どんな姿だろうが美しい、とそう思うその感性が美しい。もしかしたら美しい人ってこういう人なのかもしれない。汚れてたって美しいは凄すぎるしそのすべてがとても美しいと思った。

 

 


NEWSちゃん達目当てで買った雑誌の数々だったけどめちゃくちゃ読み応えがあった。面白かった。でも最後の方は拍車をかけてパラパラするスピードが上がっていったがまぁそんなもんよ。

今回雑誌を通して今まで触れたことがない事や触れたことがない人に触れられて面白かった。そして私が知らないだけで、こんなにもエンターテイメントがたくさんあることを知った。映画もドラマも舞台もミュージカルも、私はNEWSや好きなことだけしか見たり入れ込んだりしてないけど、こんなにもたくさんのエンターテイメントが日々溢れていることに驚いた。日々、たくさんの人によってエンターテイメントは作られているし支えられているんだと実感した。

私が見えてる世界以上に、やはり世界はどこまでもどこまでも広かった。

 

 


NEWSちゃん達目当てで雑誌を買って読んでいるのに、肝心のNEWSちゃん達以外の話ばかりしたが、もちろん、雑誌でのNEWSちゃん達の言葉はどれもこれも良かった。

特に加藤さんが雑誌の中で言っていた『NEWSはNEWS』は単純な言葉だけどその中に色んな意味が含まれてて、結局その言葉が1番わかりやすいなって読んでてニコニコした。

やはり本人達の言葉はどれもこれも尊い。そしてとてもありがたいものばかりであった。満足感でいっぱい。

 

 


ありがとうNEWSちゃん達よ。色んなことが知れたよ。