秋の日記

主にNEWS関連になるだろう雑記。

貴様が世界だ

9月2日のますますらじおの中で、学校の人間関係について悩んでいる人からのメールに対して増田さんは「こんなこと言っちゃいけないけど」と前置きをして、「学校合わなかったら行かなきゃいいのに」っと言ってて、らじおを聴きながら私は『わかるぅ〜〜』って大きく頷いた。ちょうど私も同じことを考えていた。

 


私は王道学園の話が好きだけど、物語を読み進めていく中で何度も『外の世界に行けばいいのにな……』と思った。世界はここだけじゃない。もっともっと広い世界がある。それなのに何故物語の登場人物達は閉鎖的な空間から脱却しないんだろう?とずっと疑問に思っていた。

ただ私のその疑問については友が『大人になったからそう思うだけで、当事者はそんなことを考える余裕はない』『世界はここだけだと思い、もがき苦しんでいるからこそキラキラしてる』と回答をいただき、なるほど!と思った。

ただ物語としては確かに紆余曲折ある方が面白い。が、私はひねくれているので『苦しい中でも頑張るぞ!』という話より、『まじ無理ぃ、もう転校するわ……』って話の方が個人的には好き。なので、やはり『外の世界に行けばいいのにな……』って思う気持ちは変わらない。

 


よくよく思い返せば私自身もそうだった。1つの世界にはあまりこだわってなかった。

高2の7月、私は同じクラスの仲良くしていたグループの子達にハブられるようになった。『ほほぉ……そっちがそうなら私だってやってやる』と関係修復ではなく、ぼっちを極めることにした。多少クラスで浮いた存在ではあるものの、それぐらいの年齢になると周りも大人になっており、一緒になってハブるようなことはなく、周りとしてもぼっちが居ようがどうでもいいって感じだった。

あととてもありがたく幸せなことに、1年の時同じクラスで、かつ同じ部活だった子が私がぼっちになったという話を聞いて「ならウチのクラスに来ていいよ」と言ってくれた。ぼっちになって可哀想な私に気を使ってくれたのか、その場のノリで言ってくれたのか定かではないが、『マジか!!行くわ!!!』と、お言葉に甘えてお昼はその子のクラスに行って一緒にご飯を食べてもらった。他の学校の中での時間はその子にもクラスの友達が居るから私はぼっちで居たけど、お昼だけでも誰かが一緒に居てくれるのはすごくすごく救われた。今だに感謝している。私の高校生活がとても楽しかったのはこの子のおかげだと言っても過言じゃない。最高に楽しかったと言えるのはこの子のおかげ。私は本当に幸せ者だよ。そしてこの子がよく私が話しているNEWSにハマってくれた増田担。最初っから仲良いわけじゃなかったのに今もずっと仲良くしているし、すごく運命を感じる♡

そんな訳で、私は早々にクラスメイトとの関係修復を諦めぼっちの道を選び、違うクラスの子と仲良くしていたし、部活もやってたし、趣味にきゃいきゃいわいわいしてたし、外には小中の友達が居たし、2年の2学期が始まってから1ヶ月程経った10月には人生初のバイトを始めた。クラスの中だけが世界じゃないし、学校だけがすべてじゃなかった。クラスの中ではそりゃ居心地は悪かったけど、学校の中にはありがたいことに居場所があった。1歩学校から出れば自由だった。

ただまぁこれは私が高校生だったからというのもある。これが小中学生ならまたもう少し話は複雑になると思う。学校って世界だ。学生にとって学校が全てで、バイトとかしてたら世界は広がっていくけど、学校だけの人は本当に学校だけが世界。JKが持て囃されるのと一緒で、学校も同じ。その時にしかない貴重な時代だし、貴重な世界。きっと世に出てしまえは『あれはなんだったんだろう』って思うぐらい特殊な世界。でもそんな特殊な世界を良くも悪くもするのは自分次第で、すべては1歩踏み出す勇気だと思う。

 

NEWSのことだってそうだ。私はすぐに距離をとった。世界はここだけじゃない。私は私の世界を狭くしたくない。『逃げてる』と言われればそれまでだけど、私はそれでいい。逃げるは恥だが役に立つ

 


自分が辛くなるなら無理してそこに居なくたっていいのよ。逃げたっていい。頑張る必要はない。頑張るならもっと楽しいことを目指して頑張ればいいと思う。色んな考え方があるからどれが正解なんてないけど、色んな選択肢があって、人それぞれの正解があるってことを子どもを含め、色んな人達に示したい。

増田さんもそういうことなんじゃないかな?と私は思う。増田さんのクローバーの歌詞がそれを物語ってると思う。

 

さぁ、ここにおいで 何も言わずにそばにおいで(yo!!)

Let's go、逃走 上昇志向 The way of my life どこ希望?

優しい君が探してた場所が 僕らの愛したココだといいが

逃げる場所に したっていい 辛くなるなら、聞かなくていい

誰かを傷つけるヤツから ただお前を守れる言葉が

いつでもいつもここに来て、

俺に甘えていいんだよって伝えてあげたいだけなんだ

 

 


居場所がないなら作ればいい