秋の日記

主にNEWS関連になるだろう雑記。

手越さんは完全無欠ではない

前にブログの中で

私は手越祐也という存在が現実を生きていると理解しているが、こうも『アイドルとは』『見られる人間とは』を具現化したような存在に、人間であることが不思議に思う時がある。

見た目が良い、声が良い、歌が上手い、ってだけでもすごいのに、その上抜群の表現力があってポジティブで言葉の力も強い。そしてファンサも恥ずかしがらずにできて、ファンを愛し、音楽を愛し、より良いものを作っていける能力や向上心もある。アイドルとして完璧過ぎる程だと思う。

こんな私達に色々与えてくれる人が『人間』という域に納まることが納得できず、私は手越祐也を天使だと思っている。

ということを書いた。今でも手越さんのことをすごいなぁとも思うし、やっぱりアイドルだなぁとも思う。

だけど今、手越さんのことをよくよく考えてみると、これは最初から備わっていたものではなくて、手越さんが努力したからこそなんだなと理解した。

NEWS結成時の手越さんは地味でちっちゃくて覇気が無い。人見知りも相まって、そんな手越さんの居場所は常に増田さんの隣。

今も昔も手越さんの内に秘めるものは変わらないのかもしれない。だけど見た目・存在感・見せ方など、今の手越さんと昔の手越さんは全然違う。

 


私はそのあとブログで

バラエティでの一面やコンサートで感極まって泣いちゃった時、メンバーにイタズラする姿が人間味あって大好き。アイドル(天使)じゃなくて、人(手越祐也)なんだなってそれはそれで嬉しくなる。

と書いていた。手越さんが努力した結果、ハマったばかりの頃の私は手越さんを完全無欠だと思い、たまに垣間見える人間性に『手越さんもちゃんと人なんだな』と安心していた。

だけど今はもう、私は手越さんのことを完全無欠だとは思っていない。私は手越さんのことをライオンのたてがみをつけた子犬だと思っている。

手越さんは負けず嫌いだから、どんな困難だって負けたくないんだと思う。負けられないんだと思う。

昔のままの『地味でちっちゃくて覇気が無い手越祐也』ではもういられない。強くならなきゃいけない。だから今は昔とは反対な派手で大きくて活発な手越祐也になった。あと普通に素も出せるようになったんだろうね。

きっと手越さんの根っこは強くない。強いんだけど、強くない。ただ手越さんは強くあろうとしている。

手越さんの言葉の力って本当にすごい。普通の人なら恥ずかしがるような発言や、人に笑われてしまうような強気な発言でも、なんだって言えてしまう。

本心から出てくる言葉なのもそうだけど、自分自身の言葉に勇気付けられてもいるんだと思う。自分はこうあるべきだと、自分の言葉を道しるべにしている。だけどそれは虚勢じゃなく、言霊。

言葉にして、現実にしようとしてる。言ったからには本気で叶えようと、有言実行させようとしている。

最近で一番それを感じたのはイッテQのシャッフル企画でのオーシャンズ手越。目的だったクジラは無理だと知った時、「俺ポジティブだから」と言った。私の勝手な妄想だけど「俺ポジティブだから」のあとには、『こんなんじゃ俺は凹まないよ。直ぐに切り替えることができるから大丈夫。今、出来ることをやろう』っていう自分への自己暗示とスタッフへの気遣いに思えた。

そしてそのあと手越さんはこの状況を最大限に楽しみ、成果も出した。

 


手越さんは完全無欠じゃない。

苦手なこと、落ち込むこと、ムカつくこと、きっと負の感情だっていっぱいもってる。

だけど手越さんは弱くはない。負けず嫌いという根底があるからこそ、どんな逆境でも打ち勝つ精神と楽しむ心を持ち合わせ、強くあろうとしている。

だからライオンのたてがみをつけた子犬。

本質はライオンじゃなく子犬だけど、ライオンのたてがみを付けることで、見た目も心もライオンになっている。

 

 


手越さんは完全無欠じゃないし、弱くないけど強くもない。ただの人間。

だけど言葉や見た目や行動で強くあろうとしている、可愛い可愛い負けず嫌いの子犬ちゃん。

そんな手越さんをしっかりわかってる増田貴久天才すぎる……テゴマス。