秋の日記

主にNEWS関連になるだろう雑記。

役と本人を完全に切り離して考えるのは難しいよね、って話

吉祥寺ルーザーズの第1話を見ながら自覚したが、安彦聡を私は完全に安彦聡としては見れていない。

 


増田さんはよく「役で見てほしい」的なお話をする。ドラマやミュージカルに出演する増田さんは増田貴久としてやっている訳ではなく、役としてやっているから、役として増田さんを見て、その物語を楽しんでほしいということだと勝手に私はそう受け取っている。

だから増田さんの言う通りなるべく役として見ようと今まで切り離して考えていたが、吉祥寺ルーザーズの1話目を見て自覚した。それは私には出来ないわ。

そもそも完全に切り離して考えることなんて無理だったわ。どんな役であろうと、その姿形が増田さんなんだから『増田貴久』ってことは切っても切り離せない。

そしてそれに対して私は早々に『まぁそれって仕方ないことじゃん!』と開き直った。

吉祥寺ルーザーズの1話目での聡くんに私は完全に心を掴まれた。とっても可愛かったし、すごく感情移入した。でもそれは増田さんの姿形だからさらにさらにそうなったんだと思う。

元々増田さんって憑依型の人間で、役を自分の中に下ろしている。歌の時もそうだけど、優しい声を出す為に山下達郎さんを増田さんは下ろしているし、憑依するのに特化している。

だから1話目の聡くんがいっぱいいっぱいになって爆発した時の感じがとってもリアルで惹かれたし、胸がギュッとなった。でもそれだけなら『増田さん演技上手いな〜』と思うぐらいだけど、その姿形が増田さんだからこそ私は泣きそうになってしまった。増田貴久の顔で『男は弱音を吐いてはいけない』で泣きながら笑うのはめちゃくちゃきた。好きな人の辛そうな表情にこっちまで気持ちが引き摺られる。

あそこに居るのは聡くんで、姿形は増田さんだけど増田さんじゃない。でも本体が増田さんだから、聡くんだとしても、その表情や動作に増田さんを感じてしまってトキメクし心を掴まれる。

役に入ってる増田さんのことを完全に増田さんとして見てるわけでも、増田さんじゃないものとして見てるわけでもない。『どっちとしても見てるなぁ』って今回気付いた。

だけどそれって増田さんとしても聡くんだとしても2度美味しいし楽しむことができるから、これはこれでいいんじゃないかなぁって私は思っている。

 


そんな発見を気付かせてくれた、吉祥寺ルーザーズ第1話だったわ。この先の展開が超気になるしとっても楽しみで、早く2話目の放送日になってほしい!

 

 

 

ということで、これから私の認識としては、『増田貴久の姿形だけど魂は別人』と思うことにする。