秋の日記

主にNEWS関連になるだろう雑記。

モダンボーイズを見に行った

まだまだ世の中の状況は良い方向へは行ってくれず、加藤さんの舞台に申し込むかどうかは結構悩んだ。

その結果、やらずの後悔だけはしたくなくて、ファンクラブ先行申し込みに私名義でのみ申し込んだ。これで外れたらそういう運命なんだと受け入れようとそう思っていた。

だけどその申し込みが当選していた。

『え?当たってる。当たるんだ……』とめちゃくちゃ驚いた。だってハウトゥーサクシードは何度やっても外れまった。合計何度ダメだったのか数えるのも嫌なぐらい全滅しまくった。毎回私名義と母名義の2つで抽選申し込みしたし、一般発売もやったし、当日券もやった。でも全部ダメだった。

その時のことが私は完全にトラウマになっていて、モダンボーイズが1発で当たったことが予想外すぎて驚きまくった。当たったこと自体はすごくすごく嬉しいんだけど、正直信じられなくて、嘘だろ、と目を疑った。

まぁでも当たったことは事実なので、モダンボーイズを見に行けることになった。

 

 

会場までの交通手段としては車一択で、ブーンっと車を走らせていたが、その時突然母に「もうすぐで味の素スタジアムだよ」と言われた。

突然の言葉に『は?』と思っていたらマジで味の素スタジアムだった。NEWSが15周年のお祝いとして行ったStrawberryコンサートをした会場。

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訳がわかんなくて感情がパニックになった。

そんで『Strawberryコンサート行きたかったあああああ』と本気で思った。

Strawberryコンサートの時はまだNEWSにハマる前だけど、こんなところにあるなら何がなんでもStrawberryコンサートに行きたかった。

私の中で時空の歪みが発生した。

 

 


新国立劇場に着き、地下駐車場に車を停めてから劇場に行ったら人は散らばっているが結構な人数が居て、『おぉ!!』となった。

何人かモダンボーイズのポスターの写真を撮っている人が居たので、ならって私もポスターの写真を撮ってきた。加藤さんカッコいい。

 


安定に私はこういう時クジ運がないので、席は2階だった。

でも会場自体そこまで大きくないようで、2階だとしてもステージまでの距離はそれほどなく、とても近くに感じた。

開演15分前ぐらいになっても会場にあまり人が集まっていなかったから、こんな状況だしお客さんは半分程しか入れてないのかと思ったら、開演の時には満席になっててちょっと笑った。全員入れるんだ。

 


ここからモダンボーイズの感想になるから内容のネタバレになるんだけど、全体的な感想としては面白かった。

決して明るくて楽しいだけの内容じゃなかったからこそ、考えさせられて面白かった。

レビュー小屋の人々はそれぞれが色々と事情を抱えつつも明るくて愉快な人達だったが、加藤さんの役である矢萩奏は常に他とは違って薄暗かった。それがそういう時代だったんだなぁと思わせられた。

戦争に対して反発を持ってる者、戦争によって暗い世の中だからこそ明るくしようとしてる者、時代に沿って生きようとしてる者など様々な人達が劇中には出ていた。

矢萩奏が負傷してレビュー小屋に来た時、みんなが本当にすごく優しくて、そんな風に優しい人達だからこそ、こんな大変な時代なのに人を楽しませてくれようとしているんだろうなぁとあとからめちゃくちゃ感動した。

そして矢萩奏が浅草エフリィとして歌を歌った時、『これは魅了されるわ』と思った。それほど素晴らしく魅了される歌声だった。そういう場面ではあるけれど、その瞬間加藤シゲアキを超えて浅草エフリィとしての魅力が溢れんばかりに出ていた。加藤さんなのに加藤さんじゃなくて、浅草エフリィだった。

レビュー小屋に住むようになった矢萩奏はまるで野良犬のようで心を全然開いてない感じがめちゃくちゃ伝わってきた。でもそんな矢萩奏にやっぱりみんなはすごくすごく優しくて、見てて心があったかくなった。

ショーに出るようになった矢萩奏の変わりようには驚かされた。今までと違って明るくて陽気だった。チャンカパーナしてたし『パイパイ』って言ってたしなんか色々言ってたしやってた。わぁお、って感じだった。でもあれは浅草エフリィとしての仮面なんだな。

そのあとも色んなことがあったけれど、1番モダンボーイズの中で印象的だったのは最後。モダンボーイズが始まって直ぐにレビュー小屋とは何なのかというのでショーが始まった。だけどそのあとは常にステージ裏で物語は繰り広げられていて、幕の向こうでショーが行われている様子はあるがそれを見ることはできなかった。でも最後に全てが取り払われた。裏が表になった。それに『やっとだ』と私は感動した。

 


公演が始まって加藤さんが出てきた時、やっぱり私は『生きてるなぁ』と思った。NEWSちゃん達は現実に生きているとわかっていても、常に画面越し雑誌越しで彼等を見ているから、どこか現実味がない。向こう側の世界の住人感がある。でもしっかりとそこに加藤さんが居て、『生きてるなぁ』と実感して感動した。あとめちゃくちゃイケメンで顔面の迫力がすごくて何度かガチでビビった。

モダンボーイズを見ている間、アイドルとしての加藤シゲアキではなく、俳優としての加藤シゲアキを楽しんでいたけど最後のカーテンコールで加藤さんが1人で出てきて、お客さんに向かって投げチューしてた加藤さんはアイドルだった。加藤さんって生粋のアイドルだなと笑った。

ただ私はその投げチューをじっくりと双眼鏡で余すことなく見たかったよ。見た過ぎてめちゃくちゃ悔しかった。悔し過ぎて「双眼鏡で見たかった」と思わず声が出た。

 

そーいえば、モダンボーイズの何があっても幕を上げるという信念はまんまShow must go onだった。エンターテイメントやエンターテイナーって本当にすごい。夢や希望などがたくさん詰まっている。ありがたいしとても尊い

 

本当に本当に面白い作品だった。見に行けてよかった。

 

 


うん。やっぱり加藤さんの投げチューは双眼鏡で見たかった!!!!