2018年12月5日のFNS歌謡祭で歌っていたチャンカパーナに、私は堕ちた。
『君が欲しいよ』で左手でスタンドマイクを掴んで斜めに倒し、右腕で身体を包み込む振付。人生で初めて踊りに対して可愛いと思った。衝撃的なぐらい可愛い振付にキュンキュンした。もうその瞬間から、抱き締める振付が頭から離れなくなった。
今、この記事を書くにあたってFNS歌謡祭を見返してみて思ったが、この時私は本気でNEWSに抱きしめられたと思ったのかもしれない。チャンカパーナはスタンドマイクを女性に見立てた振付だと何処かで見たことあるが、あの瞬間、本当に私は抱きしめられたと錯覚した。そして私がこの振付で堕ちた人物は増田さんだった。どうやら12月5日の私は増田貴久に抱きしめられたようだ。
音楽の知識も踊りの知識もないが、ただただ愛しているチャンカパーナの個人的大好きポイントを語らせていただく。
もう最初から好き。イントロで後ろ向いた状態のNEWSがこちらへと振り向き、左手を顔の前に掲げ、右手をフリフリしながら前に出してくる。そして隣の人の肩に手を置き繋がった状態で前後に動き、最後にクルッと一回転して右手の小指で頬をクリクリする。
なんとキャッチーでインパクトのある振付なのだろうか。まだ曲が始まってもいない数十秒間の踊りだが、すでに心が掴まれ、この曲が絶対に楽しいものであることがわかってしまう。
常々思うが、チャンカパーナの良いところはスタンドマイクということで両手が空いており、動きが大きく、見ていて飽きがこない。一貫して歌詞とマッチした踊りは、チャンカパーナという曲の世界観をわかりやすく説明してくれており、曲の内容を理解しやすい。耳だけじゃなく、視覚でも楽しめるのはアイドルの良いところだとよく思う。本人達は歌って踊ってなんてとても大変だろうが、見ている側とすれば本当に華やかで聞いていても見ていても楽しい。
『息を呑むよな黒髪』
両手で口を隠す振付。ここでただ口を隠すだけじゃなくゆっくりその隠した手をほどき、上に上げるのもセットで好き。
『誰かと話したかった』
お顔の近くに手があるってだけでも最高なのに、これ両手使って完全に抱きしめポーズしてるのすごい可愛い。そして身体を動かすことでギュッギュッとしている。最高。
『君もうれしそうで』
ここで指差しながら一回肩を上げる振付なのが舞い上がってるということなのか、何回見ても可愛い。そしてここは加藤さんパートなため、加藤さんがカメラに抜かれる。そのため加藤シゲアキの画面越しの指差しファンサをもらえ、私も毎回舞い上がる。
歌詞と踊り、どちらもとても映えていて良さが倍増している。ここの振付はすごく真似したくなる振付だと思う。私はどうしてもここは正確に踊りたくて何度も練習した。多分みんなもここの振付踊れると思う。
『欲しいよ』
私の一番大好きな抱きしめポーズは4人4様でそれぞれキレや手の動きが微妙に違い、何度見ても楽しくて仕方ない。そして細かく言うと、抱きしめる時に右に1歩踏み出しているのが最高に好き。NEWSの方から抱きしめに来てくれているように思え、必死感や待てなかった感を感じて何度見てもこの瞬間が本当に可愛い。あえてなのかわからないが、抱きしめた瞬間顔をやや上げているイメージが強く、そこもとても好き。
『夜の吐息の中』
親指と小指を出したアロハポーズで手の平を見せるように小指は小指、親指は親指でくっつけてマイクを挟み込むこの振付も天才的。マイクが強調されたこの振付に幾度となく私は嫉妬してしまう。NEWSちゃん達のお口が近いだけじゃなく、手にまで包まれるなんて良いポジション……代わってほしい。そしてなんとなく感覚的にこの時に、NEWSに優しくキスされているような気がする。
左手でスタンドマイクを左に傾け、右手の小指で頬をクリクリするチャンカパーナ。今更ながらこれってボーノポーズだなと気付いた。そして一旦体勢を戻し、再び同じポーズを取り、チャンカパーナって繰り返すの好き。名前呼ばれてるようにも思えるし、『好きだよーーー！』って叫んでくれてるようにも感じる。
『うやうやしく服を脱ぎ』
小山さんのイメージがとても強い。ここで実際に服をたくし上げることをわかっていても、思わず見とれてしまう。小山慶一郎の色っぽさに悩殺。
間奏でスタンドマイクから一歩下がり、腕を上げ、手をふりふり腰をふりふりする踊り好き。NEWSちゃん達の表情が豊かで、ナイトクラブで一緒に踊ってるような感じがあり、楽しさしかない。
『美しい恋にする』『美しい恋にするよ』『美しい恋にするから』『約束するよチャンカパーナ』
毎回聞くたびにこの台詞にトキメイてしまう。聞くたびにNEWSちゃん達が美しい恋にしてくれると約束してくれている。それが何度聞いても嬉しくて、ありがとうという気持ちでいっぱいになる。美しい恋にしようね！
手越さんソロパートで、手越さんの両端で踊るコヤシゲ。そして後ろで構え、手越さんのお目目を隠す役割の増田さん。4人での連携ダンス愛おしい。特にここで推したいのが、手越さんがとても綺麗だということ。この時の手越祐也の儚い美しさにクラクラする。そしてこのあとの『褐色の葡萄だね』でマイクを葡萄に見立てているの単純にすごい。一貫して女性として見立ててる上に、葡萄としての役割も果たすマイクさん万能。
曲が終わって最後に両手を右上に掲げヒラヒラさせるここの踊りもとっても大好き。一緒に遠くへ行ったってことかな？好き。
踊りはもちろんのこと、チャンカパーナの歌詞自体すっっごく好き。立場的に女の方が上で、男の方が翻弄されてるってのがいい。一目惚れして思わず行き先の違うバスに乗り込む必死さや、「恋って好き」って言われ舞い上がるのとか愛おしさしかない。可愛くてキュンキュンしてしまう。本当に愛おしい。
特に好きなところをピックアップしたけれど、正直全部好き。本当にair:manさんすごいなとチャンカパーナに限らず、NEWSの踊りを見るたびに拍手を送りたくなる。いや、送ってる。そしてNEWSに関わる人すべての人にお礼が言いたい。いつでもNEWSはそこに立っているだけでカッコ良く可愛いが、素敵な歌や踊り・衣装・照明・カメラアングル・音響、色んなものが組み合わさりさらに魅力たっぷりになる。NEWSの周りにいる人々のおかげでNEWSの輝きはこれでもかってほど倍増している。
チャンカパーナを聞くたび、私は何度だってこの曲に恋をする。
