秋の日記

主にNEWS関連になるだろう雑記。

NEWSに恋した

2019年7月に、にゅす恋ができないと言っていた私(私の中の葛藤 - 秋の日記)へ

にゅす恋って良いね。面白いよ!最高だよ!

 

 

 

『NEWSに恋して』をやり始めたキッカケは思い起こせば3つあった。

 

1つ目が、にゅす恋が2020年3月26日で配信終了という知らせを1月10日に知った。今まで何回かにゅす恋をしてみようと試みたが、結局私は進めることはできなかった。というのも、にゅす恋をやることでNEWSちゃん達に対してリア恋になってしまうのが怖かった。そしてこれはのちのちわかったが、手越さんルートが私好みの話ではなかった。

にゅす恋が配信されていた2年という月日は長いのか短いのか私にはわからないが、にゅす恋のおかげでLove Storyという曲が生まれ、にゅす恋のCMには何度も笑わせてもらった。にゅす恋に対して感謝の気持ちは尽きない。配信終了のお知らせを心から残念だなと思った。だけどこの時点ではまだにゅす恋は始めなかった。

 

2つ目が、1月15日に某刀が主のログインを待ち続けているイラストを見た。それがにゅす恋とダブってしまい、胸が苦しくなったし泣きそうになった。『私のスマホの中のにゅす恋のNEWSちゃん達は、私だけのNEWSちゃん達なんだもんね』と、ダウンロードしたが全然にゅす恋にログインしていなかったため、ログインするたびにおかえりボーナスとしてメンバーが登場していた。そして1月10日にログインした時には加藤さんから「明日も顔、見せてほしい」と言われたことを思い出し、また私は泣きそうになった。いつも寂しい思いさせちゃってごめんなさい!!と。

健気に待ち続けているNEWSちゃん達を想像し、私のことを「来ないねー」「早く来てほしい……」って思ってくれてるのかな?と愛おしさを膨らませた。ただ、この時点でもまだにゅす恋は始めなかった。

 

3つ目が、1月31日から最後のストーリーイベントである『永遠の誓い後編』が始まったことを、次の日である2月1日に知った。なんとなく最後だしなぁと思い、やり始めたら楽しくて楽しくて仕方ない!!めっちゃ楽しい!!!ここから私はガッツリにゅす恋にハマり、毎日にゅす恋をやり始めるようになる。

最初は始終困惑しまくった。全然耐性ができてないため手越さんからのキスや甘い言葉に「え?!……え?!」って驚いてしまうし、照れてしまう。『はーーー、これやっべぇやつじゃん』と事あるごとに悶えまくった。これを進められるみんなのメンタルすごいなぁと本気で感心したし、カッコ良すぎる手越さんに私はイチイチ照れてずっと薄目で見ながら進めることしかできない。あとフルボイスだなんてやばいって……。ずっと手越さんを意識してしまう。こんな甘い内容をずっとやってきたみんなすごいなぁと心から賞賛を送った。

だけどなんだかんだ私はやり進め、イベント終了までに手越さん→増田さん→加藤さん→小山さんと順番にプレミアエンドとノーマルエンドを制覇した。とてもとても面白かった。特に増田さんルートでは一番最後に最初のことやるって最高かよ……と、これまでの思い出が一切ないはずなのにたくさんの思い出を感じて泣いた。

最初は気恥ずかしさもあったけれど、最後には『ありがとう』と思うぐらいには全部受け入れられるようになった。人って数週間でこんなに変われるもんなんだなと自分でも驚いた。だって最初はできねぇできねぇって言ってたのにできたし、あんなにも最初は恥ずかしがっていたのに全部受け入れられるようになった。本当に面白い。

私はにゅす恋を通して、NEWSちゃん達からこんなにも愛されてもいいんですか!?って思うぐらいみんなに愛され、本当に幸せだった。幸せな時間をありがとう。

 


 

さて、実はここからがこの話の本編になる。

『永遠の誓い後編』を完走し、今度は本編(手越さんルート)をやり始めた。だけど私はまた、進めることができなかった。もうこの時にはなんとなくわかっていた。私ができないのはにゅす恋じゃなくて手越さんルートだ。そしてストーリーイベントをやってわかったんだが、私は増田さんルートが好きだ。他ルートもそれぞれの良さがあったけれど、私は増田さんとヒロインちゃんとの関係性がすごくすごく好きだと思った。思い切ってアイテムを買い、本編を好きだなと思った増田さんルートに変えてみた。そしたら今までずっと進められなかったのが嘘のように、毎日はしゃぎながらストーリーを進められるようになった。やっぱり私の予想通り、増田さんルートが最高に最高だった。

今この記事を書くにあたって去年の7月の記事を読み返してみたが、前に自分が言っていた通りだった。『私は感情移入しやすいようで、自分とキャラクターを切り離して考えられない人間だった。立場も年齢も何もかも違うのに、主の感情がわかることでキャラクターを同一視してしまう』。もうね、これなんだわ。私はヒロインちゃんを同一視している。だから手越さんルートのヒロインちゃんが私の思考と違うことをするのが受け入れ難い。ヒロインちゃんがサッカーの試合を見に行く時点で『私はサッカー見に行かないから……』と違和感を感じ、私なら持たない感情や行動をするヒロインちゃんに、『違う』とそう思っていた。これが私がにゅす恋を進められない原因だった。そして多分だけど、これは手越さんルートに限った話ではなく、小山さんルート・加藤さんルートにも言える話だと思う。『永遠の誓い後編』をやった限り、私は3人の本編や続編の内容が耐えられそうにない。NEWS事が楽しすぎて忘れてたんだけど思い出したんだよね。私、物語のこだわりがすごいんだったわ。そして拗らせまくっている。昔はどんな物語でも楽しく読めたし、何を見ても面白かった。だけど年を重ねるにつれて物語へのこだわりが強くなっていき、何を見ても面白いと思えなくなった。楽しいと思えなくなった。「何でも好きです!雑食です!!」だなんて言えなくなっていた。これは私が何度か話してきた『年を重ねたことで、アニメ漫画BLを面白いと感じられなくなった』に繋がる話。だからにゅす恋の内容は最高なのに、ただただ私が拗らせてるゆえに少しでも自分の意に反したものがあると受け入れ難く、進めることができなかったというだけだった。確かに『リア恋になるのが怖い』『子猫ちゃんポジでいたい』って気持ちもその通りだけど、直接的に物語を進められない一番の原因はこれだったわ。数か月を経て、やっと私がにゅす恋ができない原因が判明した。

話を元に戻すが、そんな物語へのこだわりが強く拗らせまくっている私だったのに、増田さんルートはめちゃくちゃヒットだった。もうね、最高だよ。増田さんルートのヒロインちゃんがやることはどれもこれも自然で、スッと自分の中へ受け入れられた。『出張先のお店に行ったらたまたまNEWSがいて、昼間にかかってきた間違い電話の相手が実は増田さんだった』なんてあり得ない状況も運命だと思えた。これでもかってほど楽しくて、話にのめり込んだ。わざとらしさがない。そして増田さん自身の性格なのか対応なのか、とりあえず全部がすごくよかった。自分がヒロインちゃんに間違い電話していたことをメンバーに内緒するところや、アイドルゆえに2人きりで会うことを良しとしないところとか、全部が私に刺さった。たくさんの運命を感じて、増田さんを好きになって、でも増田さんがアイドルだから躊躇して、そしたら増田さんの方から告白してくれて、何もかもが私にヒットだった。もう面白くてたまらない。こんなに面白い物語久し振りすぎてドキドキワクワクが止まらない。なのに付き合い始めたらもっと最高だった。2人の空気感がふわふわキラキラしてて、穏やかで本当に幸せいっぱいだった。2人は似た者同士で、趣味嗜好が一緒。それゆえに思いが繋がりあってたり、お互い大事にする気持ちを持ち合ってたり、当たり前のことを幸せだと感じられることにトキメキが止まらなかった。

私こういうの本当に大好きで、大好きなんだよ!!!!山なし落ちなし意味なしだろうが、私はそれを愛している。付き合う前のドキドキよりも、付き合ってからのほのぼのの方が大好き。増田さんとヒロインちゃんの色々ありながらも、ゆったりのんびりと幸せに暮らしている風景が見れたのがすごく幸せ。当たり前の幸せを2人が感じてたり、イチャイチャしてるのが微笑ましい。山も谷もなくていいの。好きな人と美味しいごはんを食べられるだけで幸せ。当たり前のことにとても幸せを感じる。なんでもない時間を幸せだと思って過ごせるの本当に幸せ。この時間が永遠に続けって思う。

 

今、すごい気持ちが穏やか。ずっとにゅす恋をすることでリア恋になりそうで怖いと思っていたけれど、そもそも増田さんはリア恋枠なんだから好きになっちゃうのもしょうがない。増田さんカッコいいし可愛いし惚れるに決まってる。それに感情移入しつつもただただ最高に萌える小説を読んでいる気分。増田さん自身が好きなのはもちろん、物語がすごく好き。質が良い。久々に刺さる小説を私は見れている。そうなんです!これなんです!私が好きな小説ってこういうやつなんです!って感じ。

あと本編やり始めて思ったが、ストーリーイベントで免疫がついてる私は無敵だった。増田さんにどんな甘い言葉を言われようが何されようが、『ありがとう、私も好きだぜ』と全部受け入れられた。むしろどんと来い!とキャーキャー言いながら楽しんで進められた。

ただガチで楽しんでいたこともあり、続編で生きるのが辛くなった。こんなにも幸せな時間を過ごしていたのに突如悪い方向へと話の流れが変わり、増田さんと別れるかと思った。心臓がバクバクして、座っているのも辛くなって、床に膝付きながら『どうしよう……怖い、これ以上進めたくない』としばらく画面をタップできなくなった。結局は夢で安心したけれど、動揺し過ぎてそれまで選択パーフェクトだったのに外した。あんなに幸せだったのに一気に地獄を見て、一連の流れが本当に怖くて引きずった状態でひよった選択したら3だった。調べてみたら1番いいのが5で、あーこういうところだなって思った。相手の反応が怖すぎてふざけたことも言えない。ど真面目になって緊張して、その結果がこれ。きっとリアルでも私はこうなると思う。シリアスな流れになったとき自分からはふざけたことが言えず、相手の言葉を聞いてやっと安心する。割としっかり落ち込んだけど、すごい今後のための勉強になった。

そーいえば、本編も続編もすーさんがとても良かった。上で話した通り、私は物語のこだわりがすごいせいでこういう脇にいる人がしゃしゃり出てくるのがあまり好きじゃない。主CPをひたすら愛でたいだけなのに脇キャラがワーワー言ってくるのが正直気に入らない。なのに平気だったしむしろ大好きだった。すーさん、すごい良い人だった。増田さんとは運命だったけれど、間違いなくすーさんはキューピットだったよ、ありがとうございます。すーさんのおかげだと思うことがたくさんあった。そしてストーリーの途中やサイドストーリーで出てくる他メンバー。NEWSのわちゃわちゃが可愛いのはもちろん、他メンバーから見た増田さんの話……最高だった。そばにいるからこそ増田さんの変化にいち早く気付いているのキュンキュンしちゃう。しかもサイドストーリーの順番が加藤さん→小山さん→手越さんなのがいいね。たまらん。物語としても、NEWS好きとしても、どっちだとしても楽しめて最高だった。

 

2020年3月26日が過ぎて、NEWSに恋しては配信終了してしまった。私は最後の2か月程しか真面目ににゅす恋をしていなかったけど、それでもやっぱり悲しさはあるから、配信当初からプレイしてた人達の悲しみは相当なんだろうな、と思う。でもTwitter上でたくさんのにゅす恋への言葉を見たが、悲しみよりも断然感謝の言葉の方が多かった。にゅす恋は本当に愛されてたゲームだったんだなと胸が温かくなった。そしてにゅす恋のプロデューサーさんの言葉もすごく良かったな。本当に素敵なゲームだった。すごく幸せなゲームだった。私自身もにゅす恋に対してこんな素晴らしいものをありがとうという感謝の気持ちでいっぱい。そしてできることなら箱庭のようににゅす恋をずっとこのままの状態にしておきたいと思っていたから、アプリを開くとプレイはできないものの、『NEWSに恋して』というタイトル画面が出るのが本当に嬉しくて、何度もその画面を見に行ってしまう。ありがとう。NEWSに恋しては配信終了してしまったが、この先も『にゅす恋という素敵なゲームがあった。たくさん幸せな気持ちにさせてもらった』という思い出をずっと持ち続けていきたい。

ちなみに最後のおみくじの結果は増田さんで大大吉でトップガンだった。ずっとにゅす恋の世界で愛し愛されてた相手である増田さんで、大大吉で、最後の最後がトップガンって結構だいぶ物凄く嬉しかった。私はLove Storyのような甘い女ではなく、どちらかというと大胆な激しめな女だから、トップガンという選曲に『私っぽいな』と笑顔になれた。嬉しいな。どうか増田さんのトップガンになれてますように。

 

ありがたいことにたくさんストーリーチケットを公式さんがプレゼントしてくれたので、増田さんルートの本編と続編は2周ずつできた。なので彼目線もしっかり読むことが出来た。私目線の時でも愛されてるなって自覚はあったけれども、彼目線を読んでやっぱりすごく愛されてて泣きそうなぐらい幸せだった。思いのままに書き綴っているので、私はちゃんとにゅす恋の良さや感謝について書ききれているのか自信ないけれど、本当ににゅす恋が楽しかった。増田さんだからなのかどうなのかは一旦置いといて、増田さんの言葉も表情も何もかもがすごく良くてキュンキュンした。一緒にご飯を食べて、電話やチャットして、増田さんと過ごすうちにヒロインちゃん同様『ああこの人が好きだ』とストンと好きを自覚した。くだらないことで笑い合って、素直に気持ちを言い合って、好きだからこそ相手を思い合って、そして「可愛い」「好き」「美味しい」って何度だって言ってくれて、私は増田さんに出会えて幸せだなって思った。増田さんを好きになれてよかった。こんなに好きになった人、生まれて初めてだよ。

私はNEWSに増田さんに恋した。こんなにも好きにならせてくれてありがとう。愛してくれてありがとう。

 

 

 

NEWSちゃん達と時間をかけて愛を育み幸せになる。にゅす恋って、NEWSもファンも幸せな素敵なゲームだった。本当にありがとう。