最近自覚したんだけど、私はだいぶアンリー気質があるようで、好きな人以外には厳しい。
私は結構厄介な性格をしていて、根底は”人が好き”を持っているんだけど、人が好き過ぎるゆえに重たくなったり、人が好きだけど人付き合いが苦手だったり、人は好きだけど別に博愛主義者ではないから『この人嫌だなぁ……』って思ったら直ぐにその人を嫌いになったりする。
でも生きてくうちにそんな自分との上手な付き合い方がわかるようになってきたし、私は人が好き過ぎることで相手に深入りしたり近付き過ぎたりすることで自滅していくから、なるべく相手とは一定の距離をとることで自分を生きやすくさせている。
例えばの話なんだけど、働いていくうちに『この人嫌だなぁ……』って人ができることがある。そうすると私は結構態度に出てしまうし、嫌いという感情に支配されてしまって仕事がしにくくなるから、なるべく好きも嫌いも作らないよう心掛けて自分がラクに生きられる道へと進んでいる。
友人関係も私は好きな人しか居ない。どうでもいい人とか興味ない人とか微妙な人とか、そういう人は全員切ってる。自分が『好きだな』『一緒に居たいな』って思う人とだけ付き合ってる。私は我が強いので、『なんでどうでもいい人(自分にとって得にならない人)と一緒に居なきゃいけない訳?』ってなるから、誰とでもは友達にはなれないし、仲良くしたいとすら思わない。でもその分、私の周りに居る人はみんな好き。好きな人しか居ない。そして好きな人には積極的にグイグイ行くタイプだし出来るタイプなので、頻繁に私から友に「遊ぼ〜」って誘う。私が友に会いたいし話したいから。だけどちゃんと友には友の人生や人間関係もあるから、『気が向いた時に遊んで〜』ぐらいで常に楽しくてラクな距離感を心掛けている。
そんな感じで今まで思い返せば色んな事があったけど、その経験が生かされてだいぶ生きやすくなった。元々が厄介な性格をしているから『生きるの下手だなぁ』って思う時もあるけど、ここまでの経験でそれすらもあとから冷静になった時に笑えるようになったから超成長よ。
でもやっぱ厄介さはずっと残ってて、ジャニーズが元々好きじゃなかった私はNEWSのことが好きになればなる程、”NEWSだけが好き”って感じで、他のグループを敵のように思っているところがある。だけど攻撃したって何もならないことはわかっているし、誰かを傷付けたい訳じゃないから『私はNEWSしか好きじゃないからな!!』って思ってるだけで誰かの好きを否定しようとは思っていない。自分は自分、他人は他人だし、人それぞれ好きや嫌いが違うのだって当たり前のこと。
割と過激派思考でありつつも、その刃を表に出すつもりはなかった。でも手越さんがソロになったことで色んな事が顕著になってきた気がする。
今でも私は『NEWSしか好きじゃない』って思考は強く、手越さん周りの人間達を良く思っていない。「手越さんは良いのに、周りが良くない!!」って今はだいぶアンリー状態。嫉妬心も含まれてるんだろうけど、『手越さんに相応しい人じゃないと認められない』という思考もあるんだと思う。
当たり前だけどプライベートは自由にしてほしい。好きな人(手越さん)と仲良いなんて羨ましくて嫉妬するけど、それはただの私の感情なのでどうでもいい。そもそも手越さんが誰と仲良くしようが手越さんの勝手だし、手越さんには常に好きなように生きてほしいと私は思っている。だけど仕事に関しては厄介オタクなので色々言いたくなってしまう。
アマチュアだろうがプロだろうが、実力や才能があるなら良い。あと正直、私は手越さんや手越さん周りをたくさん褒めまくりたい。大絶賛していたい。『最高すぎるでしょ〜』『ありがてぇ!!』とデレデレしまくりたい。でもそもそも私と手越さんの好みがズレてるようで、手越さん自身と曲以外はあんまり私のツボに刺さらない。
「これが嫌だ!」「もっとこうだったら良いのに!」ということは誰かを傷付けてしまうかもしれないからなるべく表では言わず、母や友に聞いてもらってたんだけど、それに対して「手越くんはそれを”良い”と思ってやってるんでしょ?本人が良いならそれで良いじゃない」って言われて、厄介オタク過ぎる自分や手越さんが良いと思ってるものを認められない自分に頭を抱えた。
わかってる。わかってるんだって。本当は全肯定したいし、何もかも『良いね!』『すごいね!』『どれも最高だよ!!』って言いたい。
でも私と手越さんの好みが違うのか、何もかもは”良い”とは思えない。そういう風に”良い”とは思えないものが表に出て、『これが手越祐也なのか』と思われるのが嫌だ。もっと手越さんはすごいしキラキラしてるし最高なのに、全然魅力が出しきれていないと勝手に私はそう思っている。本人自身はどんどんレベルアップしてるのに、その周りが手越祐也を生かしきれてなくてもどかしい。でも本人のチェックを通って表に出てる訳だから『手越さんがこれで良いって言ってるんだからそれを認めなきゃ』『……えー、でも本当にこれで良いと思ってるの??マジで??』と私の中でグルグルする。
私に関係ない人なら本当に本当にどうでもいいし好きにしたらいいと思う。でも手越さんが大好きだからこそ、『手越さんの好きにしたらいいよ』と思いつつも、どんどん私は厄介オタクさを拗らせてるしアンリー化が進んでしまうし、色々言いたくなってしまう。
“好き”を盾にして不満をぶつけてしまってる感じがあるし、我ながら『そろそろ黙ってくれ!!』とも思うけど、手越さんにずっと期待し続けてることで思いが止まらなくなる。だってどんどんどんどん手越さんってば目に見えて良くなっていってる!!言葉選びとか、活動とか、歌とか!!
手越さんの重荷にはなりたくないんだけど、前よりもっとずっと期待が止まらない。
私はね、もっともっと手越さんには高く上に飛んでほしいし、好きだからこそ手越さんにも高みを目指してほしいし、それを応援させてほしい。
本人自身だけじゃなくその周りも良くなっていかきゃ、最大限にその魅力は伝わっていかない。手越祐也ブランドをもっと上げていきたい。