秋の日記

主にNEWS関連になるだろう雑記。

私的考察及び語り4

私的考察及び語り(WHITE〜WORLDISTA) - 秋の日記

私的考察及び語り2(WHITE〜WORLDISTA)をしようとしていたが無理だった。 - 秋の日記

私的考察及び語り3(WHITE〜STORY) - 秋の日記

 

 

NEVERLAND/EPCOTIA/WORLDISTA/STORYというNEWSの頭文字から取った4部作のコンサートが終了した。

ただ、『想像することがみちしるべ』について考えてきた私としてはまだ全然終わってない。むしろSTORYコンサートを見たことでさらに謎が深まってしまった。一応は終わったのだろうが、色々とわからないことが多すぎて消化不良。

だから自分が納得できるまでまたちゃんと考え直そうと思う。

 

 

 

STORYコンサートを見て思ったのは、『STORYはNEVERLANDと同じ世界観だった』ということ。

STORYコンサートの中で流れた映像の4人は、NEVERLANDコンサートの時に登場したNEWSだった。

増田さんは刀を持ち、加藤さんは旗を持ち、手越さんは火が付いたたいまつを持ち、小山さんは杖を持っていた、あのNEVERLANDコンサートの時に登場したNEWSで、格好もまんまあの時のNEWSだった。

 

やはり重要であろうSTORYのTシャツの英語を今更だけど、Googleさんで簡単に訳してきた。

There were four man.(4人の男がいました。)
One carved a path with his sword,(1人は剣で道を切り開いた。)
one made a prayer with his cane,(1人は杖で祈った。)
one lit his torch in the dark,(1人は暗闇の中でたいまつに火を付けた。)
and one waved a flag to dispel the darkness.(そして1人は闇を払拭するために旗を振った。)
They made an oath.(彼らは誓いを立てた。)
An oath to find four maps that shows the path to the Holy Land.(聖地への道を示す4つの地図を見つける誓い。)
Everyone told them this was a reckless plan,(誰もがこれは無謀な計画だと言った。)
but they imagined themselves traveling to this place.(しかし、彼らは自分たちがこの場所に旅行することを想像しました。)
They created a key,(彼らは鍵を作成しました。)
rode on a golden train and opened the space-time door to NEVERLAND.(金色の電車に乗って、NEVERLANDへの時空の扉を開いた。)
With the guide of Mr.Impossible,(ミスターインポッシブルのガイド付き)
they touched the seven elements and flew to an unexplored planet on the EPCOTIA LINER.(彼らは7つの要素に触れ、EPCOTIA LINERで未踏の惑星に飛んだ。)
There they met three aliens.(そこで彼らは3人のエイリアンに会いました。)
"NEGAEVA,"they said.(「ネガエバ」と彼らは言った。)
This space journey has been repeated twice,(この宇宙旅行は2回繰り返されました。)
but we will tell you the story next time.(でも次回はその話をします。)
According to the rumor of the pluriverse,(多元の噂によると、)
the map is found in WORLDISTA,(マップはWORLDISTAにあります。)
a hyper digital space.(ハイパーデジタル空間。)
There they play games with friends and raise mysterious eggs.(そこで彼らは友達とゲームをし、不思議な卵を育てます。)
The hatched egg eat seven hopes,(孵化した卵は7つの希望を食べます、)
and eventually become a brave dragon,(そして最終的には勇敢なドラゴンになり、)
triumphing with the four.(4人で勝利。)
And now in 2020,(そして今2020年に、)
you will see the final map.(最終的な地図が表示されます。)
That place is the place where we belong.(その場所は私たちが属する場所です。)
Let us journey together to a new STORY-(一緒に新しいSTORYへと旅しましょう。)

直訳なので色々とややこしいが要は、

『4人の男がいた。1人は剣で道を切り開き、1人は杖で祈り、1人は暗闇の中でたいまつに火を付け、1人は闇を払拭するために旗を振った。彼らは誓いを立てた。聖地への道を示す4つの地図を見つける誓い。誰もがこれは無謀な計画だと言った。しかし、彼らは自分たちがこの場所に旅行することを想像した。彼らは鍵を作成し、金色の電車に乗って、NEVERLANDへの時空の扉を開いた。ミスターインポッシブルのガイド付き。彼らは7つの要素に触れ、EPCOTIALINERで未踏の惑星に飛んだ。そこで彼らは3人のエイリアンに会った。「ネガエバ」と彼らは言った。この宇宙旅行は2回繰り返されたが、その話は次回に。多元の噂によると、マップはWORLDISTAにある。ハイパーデジタル空間。そこで彼らは友達とゲームをし、不思議な卵を育てた。孵化した卵は7つの希望を食べ、勇敢なドラゴンになり、4人で勝利した。そして今2020年に、最終的な地図が表示された。その場所がここだ。一緒に新しいSTORYへと旅をしよう。』 

STORYコンサート中、彼らはSの島を示す4つの地図を手に入れていたが、そもそもNの島、Eの島、Wの島があり、Nの島こそNEVERLANDのあの島だ。若干最初の頃(NEVERLAND)の図と今(STORY)の図ではEの島の位置や雲の位置や船の位置が違うのはわざとなのかどうかわからないけど、ほぼ同じだ。

ということはSTORYのTシャツに書かれていた『聖地』とはNEVERLANDそのものだったのかもしれない。私達は最初の時点でもうその聖地(NEVERLAND/夢の国)には訪れていたが、あの時点では全貌を把握しきれていなかっただけで、実は私達が見えていたものよりももっともっと夢の国は広かった。

もしかしたらあの時点ではNの島しか作れてなかったのかもしれない。NEVERLANDとは"どこにもない国" "ユートピア" "現実世界には存在しない、夢の理想郷" であるから、EPCOTIAやWORLDISTAの旅を通してEの島やWの島を作り出していったのかもしれない。『想像すること』という力を使って。

あとは、『作り出した』という大それたことではなく、元々NEVERLANDの世界にはNの島/Eの島/Wの島/Sの島があって、EPCOTIAやWORLDISTAの旅をしたことで経験値を積み、ゾーンが解放され、全貌が明らかになっていったという線もある。

 

 

『NEWS』って天才的なグループ名だよな。めちゃくちゃ大好き。 - 秋の日記でもチラッと語ったが、NEWSというグループ名は、『「新しい情報」という意味のほか、「North」「East」「West」「South」の頭文字をつなげており、東西南北にグッドニュースを届けてほしいという思いも込められている』とWikipediaさんに書かれてあり、そうやってNEWSというグループ名には東西南北という意味が絡んであるからこそ、5作目のアルバムである『NEWS』のInterとしてcompassが入っていたり、4部作に地図が絡んでいたり、NEWS=船として東西南北色んなところへ行くという認識を持っているのかもしれない。

そう思うと、NEVERLANDの地図に描かれてる船はNEWSなのかも。そしてNEVERLAND/EPCOTIA/WORLDISTAと、彼らは乗り物に乗って出掛けているし、『旅をする』という概念そのものがもうNEWSなんだな、と1人めちゃくちゃ感動した。

あと偶然なのか必然なのかわからないが、彼らはONE PIECEの映画の主題歌として『サヤエンドウ』という曲を歌っている。ONE PIECEは日本で有名な作品だから大抵の人が知っているだろうが、海賊王を夢見るルフィが仲間と共に「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を探す冒険物語。浅はかだが『NEWSとONE PIECE一緒じゃん!!』と私は思ってしまった。多分それはNEWSの『旅をする』という概念や、自分らを船に例えてることなど、そういうのが色々と合わさってそう思った。

そして『サヤエンドウ』という曲は2006年3月15日に発売した5枚目のシングルで、メンバーの活動休止により6人体制がスタートしたタイミングだった。そんなタイミングの曲だからだろう。歌詞自体ONE PIECEでありながらNEWSのことでもあるという天才的な仕上がりになっている。

『サヤエンドウ』というタイトルには、サヤエンドウの豆は一つの房の中に何個も豆が入っていて、仲間だとかみんな一つという意味があるらしい。要はサヤエンドウ=ルフィ達=NEWSメンバーということだと思う。そしてNEWS=船という共通認識を持っている彼らだが、そのスタートがここなんじゃないかと思えてならない。NEWS×ONE PIECE(サヤエンドウ)について調べて出てきたサイトで、

船のクルーに一度なったからには、お互いが助け合わなければ船は前には進みません。その姿はまるで、同じサヤに包まれる豆つぶのようです。「サヤエンドウ」のように今日も船に守られ、船を守り、それぞれ独立した一粒のエンドウ豆たち=ONE PEASが身を寄せ合っています。お互いにとって特別なたった一つのかけら=ONE PIECEとして、船を構成するパーツになるのです。

と書かれてあり、思わず「すばら!」と拍手した。これが全て真実なのかどうかはわからないが、ONE PIECEとしてもNEWSとしてもとても面白い考えだ。他にもガンダラーダとは造語で友情を守る呪文だとか、チョッパーの話から海賊旗に描かれたドクロは『不可能をものともしない信念の象徴』だとか、どこからどこまでNEWSとONE PIECEに繋がりがあるのかわからないが、調べれば調べるほど想像が広がってすごくすごく楽しい。

サヤエンドウとは仲間を歌った、ONE PIECEでもありNEWSでもあるダブルミーニングな面白い曲で、もしかしたらNEWSの概念にとって大きなものの1つになったキッカケだったのかもしれない。

(関係ないけど、NEWSにハマる前の私は、唯一NEWSの曲はONE PIECEの映画の主題歌だった「サヤエンドウ」だけは知っていたし何か運命を感じてしまう←)

 

 

 

何か想像することがみちしるべに繋がるヒントが無いかと過去のクラウドを見たら、『加藤シゲアキによる極私的ライナーノーツ〜STORY編〜pt.4』の最後にNEWSのプロデューサーさんのコメントが載せられていた。

そしてその1番最初に

4部作で伝えたかったメッセージは "体験こそが価値観を変える"

だと書かれていた。

『例えば映像で海外の旅番組を見て、素敵だなぁと思っても、実際に自分が旅をして感じた景色や情感は、何にも代えがたいことだと思う。』

『世界は広くて、自分の価値観や考え方が変わる瞬間って沢山あると思うけど、NEWSが作り上げる世界が、誰かにとって少しだけ世界の見え方が変わるようなきっかけになるようであれば、それはとても素敵なことだと思うし、NEWSの存在意義だと思っています。』

『肌で感じて、想像して、目の前で体験する。そういったことが、NEWSの、はたまたエンターテイメントの力なんじゃないかと思います。』

とてもとても面白い話だと思った。

奇しくも数日前に『過去の自分の経験によって今の自分が救われてるなぁ』と思い、人生はイベント - 秋の日記を書いた。NEWSにハマってから、私はNEWSに触れたことで生まれた思いをひたすらに書き綴ってきた。私の全てがここに詰まっている。NEWSによって私は色んなことが変わったし、私の世界はとてもとても広がった。『体験こそが価値観を変える』を身をもって感じている。思い出や感性や感情をどんどんと育てていってくれた。

 

 

 

初回盤のSTORYアルバムの特典のブックレットでU R not aloneについて、『この曲は、NEVERLANDの世界のできごとではありません。NEVERLANDを出た後、現実世界での音楽です。NEWS自身が伝えたい大切な想いが込められた、素敵な歌です』と書かれていた。

U R not aloneは、圧倒的リアルや体験こそが価値観を変えるなどに繋がっているんだと思う。そして色々と引っくるめてこの4部作はなんだったんだ、と考えた時、もう既に私の答えはSTORYとは何なのか - 秋の日記で、出ていた。

NEWSは非現実を楽しませてくれてるのと同時に、現実の楽しみ方や生き方も教えてくれていたんだろう。

チームNEWS(NEWSを作る人 - 秋の日記)は最高だ。最高すぎる。本当にみんな優しい人達だし、心の底からエンターテイメントが好きな人達なんだと思う。

 

 

 

イマイチ「7」の謎がわからないし、ブックレットのWORLDISTAのところで『果たしてNEWSは本当にNEWSだったのか?』とか言い出すし(その前のページの『あなたは、誰にだってなれる』の伏線か?)チャンカパーナをあんなに推してたのにWORLDISTAにセトリ入りしてなかったし、獲得バワリーについてわかんないし、クイズの質問者がミスターインポッシブルだったし、本当に考えれば考えるほど謎は深まるばかりだよ。

Whiteコンサートでの衣装がモンドリアンだったことや、NEVERLANDの加藤さんが持っていた旗の色が青黄白黒で四つ葉が4つあったのも何か意味があるんじゃないかとも思ってるし、色んなことが綺麗に解決してないし消化不良。まだまだわからないことだらけだ。

こんなにもわからないことが多過ぎて腹が立つけど、その反面めちゃくちゃ楽しい。本当に君らは何をしてるんだよ!?!?教えてくれよ!?!?と、想像することがみちしるべについて考えるようになってから私はずっとずっとそう思い続けている。

でも私は無条件にNEWSを信頼している。ちゃんと何から何まで意味があるとNEWSを信じている。だからこそ思うのは、『エンターテイメントなんだ』と。

加藤さんの作品であるチュベローズで待ってるでは色んな事件が起こり、色んな話が混ざり合っていた。でも私はそれを詰め込みすぎとか一切思わず、むしろどれもこれも目が離せない内容で、『どうなるの?!ねぇ!ねぇ!』と全部が気になっていた。それついてチュベローズで待ってる感想(ネタバレ含む) - 秋の日記の中で私は、

そして『これはエンターテイメントだな……』と読んでいて思った。Burn.の中でしつこく付き纏ってくる元カレを蹴散らすシーンがあり、そこでわざと色んな人間や色んな設定を盛り込んで大袈裟に蹴散らしていた。なぜ大袈裟に蹴散らしたかについて「エンターテイメントしようぜ。観客を楽しませてあげないと」とBurn.の登場人物が言っていた。『ああ、これだな』とチュベローズを読んでいて思った。伏線の張り方なんていくらでもある。ただ小説を読んでる人(観客)に最大限に楽しんでもらうために色んな事件が起こり、色んな話が混ざり合っていた。案の定私は読んでいてどの話もハラハラドキドキしたし、すごくすごく楽しかった。エンターテイメントを楽しんだ。

と書いていて、もしかしたら4部作の中に散りばめられた謎もこういうことなのかもしれない。物語をさらに面白くさせるためのスパイスがふんだんに盛り込まれている。

加藤さんの作品と絡めるならもう1つ。オルタネート感想 - 秋の日記でも書いたんだけど、NEWS4部作の結末として、きっとこれは同じことが言える。

世界はここだけじゃない。自分次第で、どこまでもどこまで大きく広げていくことができるし、実際世界は自分が思ってるよりもとても広い。

NEVERLANDの時点ではNの島しかわからなかったが、STORYでNの島/Eの島/Wの島/Sの島があることがわかった。それと同じように、自分の世界も夢の国の世界も自分次第でどこまでもどこまで大きく広げていくことができるし、実際世界は自分が思ってるよりもとても広いんだ。

 

 

大雑把だが自分の中では色々と繋がりスッキリした。

ただ、まだまだ色々と謎は多いので、NEWS側からの完全なネタバラシをされるまでは『これは一体何なんだろうなぁ』と、これからも謎について私は考え続けようと思う。

いつか全てのネタバラシをしてくれるのか、それとももう終わったからしないのか、どうなるのかわからないけど、今の私の気持ちとしてはとりあえず4部作完結記念として加藤さんの4部作のアルバムについての過去のライナーノーツを全部見せてほしい。切に願っている。

 

 

 

NEWSとの旅をこの先も一緒に続けて行きたいし、共に冒険していく所存。