秋の日記

主にNEWS関連になるだろう雑記。

NEWSとテゴマス

今だから正直に言うと、私はテゴマスのコンサートDVD鑑賞中に寝た。

 


古い方から順番にNEWS &テゴマスのコンサートDVDを貸してもらい、『へー!これがアイドルのコンサートなんだなぁ』と初めてのアイドルコンサートに驚きながら私は見た。その時の私はまだNEWSの曲もテゴマスの曲もあまり知らなくて、一通りアルバムはレンタルしてWALKMANには入っていたが、あまり聴き込めていなかったこともあり、全然頭に入っていなかった。

そんな曲を知らない状態の私だったけれど、NEWSコンサートは歌って踊ってファンサしてと、目にも耳にもインパクトがあり、常に『わー!すごーい!!』と新鮮に驚きながら見ていられた。だけど歌だけで踊りを踊らないテゴマスコンサートは見ている途中何度か眠気に襲われ、居眠りをしてしまった。

『飽きた』『つまらない』とかではなく、ただ単に優しい2人の歌声が眠気を誘った。すごく心地良い音で、聞いていたらすごく眠くなってしまい、何度か負けた。

こう書くとオイオイと思うが、テゴマスのコンサート自体はすごくすごく楽しかった。楽しんだ。感想集(独断と偏見の個人的なコンサートDVD感想集 - 秋の日記)で書いた通り。

 


テゴマスコンサートDVD鑑賞後は主にNEWS事ばかりで、あまりテゴマス事はしていなかった。それが変わったのは完全に友の影響。

私がNEWSにハマり、なんやかんやあって友もNEWSにハマった。しかもテゴマス過激派増田担として爆誕した。気が付けば友はテゴマスのシングルCDなど全て買い揃えており、そのCD特典を一緒に見ようと誘ってもらったことで、去年の11月の始めに2人でテゴマスCD特典映像やMVなどひたすらテゴマス鑑賞会をした。その時に『テゴマスってすごい。テゴマスの曲って良いな』と衝撃を受けた。それまで頭では理解していたもののちゃんと私は理解していなかったようで、ミソスープの時のテゴマスが20歳前後だということに驚いた。そしてまだ20歳前後なのにテゴマスが良い歌を歌うことにさらに驚いた。歌が上手で、歌が好きな2人だとはわかっていたけれど、本当にこの2人は歌が大好きなんだと伝わってきた。

特にスウェーデン公演での「はじめての朝」は震えた。曲自体美しくてとても儚い。この歌を歌うテゴマスがこの瞬間、この世界で一番綺麗なものだとそう思った。この「はじめての朝」や「chocolate」ってミソスープのカップリング曲で、ミソスープの裏で20歳前後の彼等にこういうシットリとした曲やカッコいい曲を歌わせてくれていたことに衝撃だったし、それを歌いこなすテゴマスにもシビれた。テゴマスも、テゴマスの曲も、私が知らなかっただけで本当にすごかった。

そして今までNEWSでのイメージが強い2人だったけど、テゴマスの時の2人のイメージがNEWSの時とは違い、歌い方も違かった。

特に手越さんだと思う。テゴマスでの手越さんの声がとてつもなく優しい。いつもNEWSの時の手越さんはサピーンって、どこまでも真っ直ぐで他の物を寄せ付けないような強い音を出しているのに、テゴマスの時はすごいホワホワしている。あったかくて優しくて包み込むような、自分だけじゃなく、増田さんの音を大事にし、手越さんの声と増田さんの声が1つに溶け合っている。もうこの時点でNEWSとテゴマスは違うとそう思った。

 

 

 

テゴマスコンサートDVDを自分で買って見直した時、寝なかった。寝るどころか手を胸の前に組んで、お願いポーズをしながらウットリと聞き入った。相変わらず優しい声と心地良い音なんだけど、歌詞がちゃんと聞こえてくるし、なによりもテゴマスも曲も最高だとそう思った。素晴らしかった。前回よりも確実に楽しんで私はテゴマスコンサートDVDを見れている。

そしてテゴマスのまほうを見る時ふと、職場のNEWSファンの人の言葉を思い出した。『まほうでのさくらガールは悲しそうだったから、美しい恋にするよでは笑ってさくらガールを歌っていたのが嬉しかった』って。本当にその通りで、まほうでのさくらガールの時の2人は悲しそうだった。山下さんと錦戸さんの脱退があったからこそのさくらガールという選曲で、悲しそうな2人を見て私は泣いてしまった。いつまでも続いてゆくとそんな気がしてた。テゴマスにしかできない表現だと思った。言葉じゃなくて歌で思いを伝える、テゴマスらしいと思った。

どのコンサートDVDも前よりも格段に楽しんで見ていたからここ良かったとかそういう話を挙げたらキリがない。だけどその中でも思ったのが『テゴマス感』。

お互いがお互いを全部受け入れている。練習の時もMCの時もふざけている時も、増田貴久を、手越祐也を、お互いが受け入れ尊重し合っている。そしてきっと『ファンに良いものを届けよう』という気持ちが同じなのか、2人の向かっている場所が一緒だと思った。妥協せずに歌へと真摯に向き合う姿が、これでもかってほどファンへより良いものを見せよう届けようという気持ちがあって、それがすごく伝わってきた。

何度も思うが、本当にテゴマスってすごい。テゴマスのうたの時、テゴマスは20代前半だった。そんな若い2人が中心となってコンサートを作り上げていることに、また私は衝撃を受けた。自分よりも年上の人達を引っ張っていくテゴマスがすごくすごくカッコよくて素敵で、前よりももっともっと大好きになった。

そしてまほうや青春とコンサートの回数を重ね、年も重ね、今まで面倒をみてもらっていたテゴマスバンドの人達からは音楽センスや自己プロデュースが上手いと褒められるようにまでなった。テゴマスってすごいなって、またカッコよすぎる2人に惚れ直した。

 

 

 

比較するとかそういうんじゃなくて、NEWSとテゴマスは別物だとそう思った。踊ってるか踊ってないかとかじゃなく、基盤が違う。見せたいものが違う。やりたいことが違う。

そもそもNEWSはNEWSじゃなきゃいけない。小山さん加藤さん増田さん手越さんが居てこそのNEWSという前提として話すが、ただただNEWSからコヤシゲを引いたからってテゴマスができる訳じゃない。NEWSでのテゴマスと、テゴマスでのテゴマスは別物だ。

同じものもあるかもしれないけど、違うものの方が多いし、そもそもテゴマスはNEWSと違うところを重視している。NEWSでいる時にNEWSにしかできないことをこだわっているのと同じで、テゴマスでいる時にはテゴマスにしかできないことをこだわっている。だからそんな2つのものを大事にする2人に、私もNEWSとテゴマスのどっちも好きだし、どっちも大事だとそう思った。

 

 

 

NEWSにはNEWSの、テゴマスにはテゴマスの良さがある。