秋の日記

主にNEWS関連になるだろう雑記。

私的考察及び語り3(WHITE〜STORY)

私的考察及び語り(WHITE〜WORLDISTA) - 秋の日記

私的考察及び語り2(WHITE〜WORLDISTA)をしようとしていたが無理だった。 - 秋の日記

私的考察及び語り4 - 秋の日記

 

 

前回私的考察及び語り2を掲載したのは2019年6月9日だった。あの日から『想像することが道しるべ』について深く考えたことはなかったと思う。というのも前回考える上で色々調べ、NEWSについてたくさん知れたことはとても嬉しかったが、結局何も自分の中で答えが出ず、しかもNEWSがNEWSじゃないのかもしれないということが浮かび、『想像することが道しるべ』について不安だけが残った。あと考え出すと止まらなくなり、日常生活に支障をきたすので考えることを放棄していた。

だけどEPCOTIA ENCOREのコンサートDVDが発売され、STORYについても少しずつ情報が出てきたことで、突然私の頭の中にあった想像することが道しるべが固まった。私の物語が完成した。

 

私は前回の私的考察及び語りで考えれば考えるほど、どのコンサートのNEWSもNEWSだと思えなくなった。凝った設定ゆえに、

White→TEAM WHITE

QUARTETTO→演奏家

NEVERLAND→ネバーランドの案内人

EPCOTIA→宇宙船のアテンダント

WORDISTA→ゲーム上のNPC

と『NEWSなのにNEWSじゃない。NEWSがいない。本当のNEWSはどこにいるのかわからないし、現実のコンサートで歌って踊ってをするNEWSはNEWSじゃないのかもしれない』とまで思っていた。

もしコンサート上のNEWSがNEWSじゃないとしたら、私が実際にWORDISTA福井公演で見たNEWSは一体何だったのか。

 

 

 

NEWSの世界は3つある

私はEPCOTIAやWORDISTAのINTERで、表情が無いNEWSが引っ掛かっていた。表情はあるんだけどあのいつも表情豊かなNEWSと比べるとEPCOTIAやWORDISTAでのいくつかの映像でのNEWSは表情が無い。

それに対して同じEPCOTIAであるEPCOTIA ENCOREのINTERでのNEWSは、実に人間味溢れていた。テゴシゲでオセロをしていたり、増田さんがピザ選んで食べていたり、小山さんが優しく微笑んでくれていた。なぜだと思った時に、別の世界の話なのかもしれないと浮かんだ。

2つの平行世界。たとえばで分かれるとしたら、

赤の世界はNEWSに表情が無い世界

青の世界はNEWSに表情がある世界

この2つの世界は仮想の世界。NEWSの世界には、赤の世界青の世界という仮想の平行の2つのパラレルワールドが存在している。

 

そして世界はもう1つ存在する。

私達がいる現実の世界。色で表すとしたら黒の世界。私達が存在し、私達が生きている世界。

この3つでNEWSの世界は作られている。

 

私達が今まで見てきたNEVERLANDもEPCOTIAもWORDISTAも仮想世界の一続きの話。なぜ赤の世界青の世界という平行の2つのパラレルワールドがあるのかはわからないが、私達は歪みか何かによってこの2つの世界を交互に見ている。2つの世界が混ざり合っているから、どのタイミングで赤の世界になり、どこからが青の世界なのかはわからないが、交互に見ていることで私達は勝手にその2つの世界を1つの世界だと錯覚している。

図に表すとこんな感じ↓

f:id:newsyouaccount:20200126003904j:image

(黒の世界=私達のいる現実の世界・見ている世界/赤の世界=NEWSに表情が無い世界/青の世界=NEWSに表情がある世界)

 

仮想の世界で存在するNEWSは、NEWSじゃない。NEWSという存在ではあるが、現実に生きる本当のNEWSではない。NEWSという役。

そして現実である黒の世界に、本当のNEWSは存在する。現実で行われているNEWSのコンサートはいわば舞台。ミュージカル。現実のNEWSが仮想世界のNEWSを演じている。

 

私はこれが固まった瞬間納得した。そして心から安堵した。私が実際にWORDISTA福井公演で見たNEWSは間違いなくNEWSだった。絵空事なんかじゃなかった。NEWSはちゃんといた。

 

 

 

この話のキッカケ

私はやはりこの話のキッカケは2013年の10周年コンサートあたりだと思う。

2013年7月17日に、4人になってから初めて『NEWS』というアルバムを出した。そしてその初回盤Aに収録されているLIFE OF NEWSというメンバーの趣味に付き合う企画の中で、『今後4人でやっていきたいこと』というテーマでNEWSは4人でドラマをやりたいと話している。

「シゲのピンクとグレー的なさ。俺らが俺らを演じるみたいなさ」

「NEWSって他のグループと比べると怒涛の10年だったじゃん色んなことあったし。それを全てやる必要はないと思うけどね。包み隠さずは。でもなんかそういうNEWSが今までこの10年で色々あって俺らが感じたことを台本に起こしてさ、それを自分ら演じるっていうのも面白い」

「何もない、問題がなかったNEWSが、パラレルワールドで会っちゃう。どっかの時空が歪んで」「そんな風にやる、自分達で」

私はこの時のこの話が全てのキッカケだったらいいなとそう思った。もしもこの話がキッカケだとしたら、NEWSや加藤さんの夢が叶ったことになる。

加藤さんは「自分がNEWSにできることは書くことはやってたので、いつか脚本を書いてNEWSのためにNEWS4人でやれたらいいな。そしたら自分が還元できたことになる」と、2012年7月20日の少プレの時からNEWSのために何かしたいとずっと言ってきたし思ってきた。そしてメンバーも加藤さんが書いたものを4人で演じたいという話を何回もしてきた。

実際本当にこの話の主軸を考えたのが加藤さんだったとしたら夢が叶った。NEWSのために、他のグループではできないことを小説家である加藤さんだからこそできた。NEWSでしかできないことを長い時間をかけて完成させた。NEWSというファンタジーな物語を作り上げた。

 

そして偶然なのか必然なのか、テゴマスの気持ちが変わったのも10周年コンサートあたり。

増田さんは10周年の東京ドームで4人のNEWSでやっていけると確信が持てた。手越さんもNEWSとして葛藤があったがそこで気持ちが変わった。

NEWSにとって2013年は「4人だからできること」が見つかった年だったのかもしれない。NEWSの新しい出発点になった。

 

 

 

2013年~2015年のNEWS

今までもこれからも私の想像でしかないんだけどNEWSにとったら10周年コンサートあたりは大きな出来事だったのかもしれない。

そして10周年コンサート後、NEWSが新しいNEWSとしてリスタートしたのが2年後(2015年)のWhite。

特に調べても理由が出てこなかったが、NEWSは2014年にツアーはせず、CDもONE-for the win-の1枚しか出していない。特に理由がないのなら私はこの2014年という年はNEWSとしてのこれからをジックリと考えていた期間なんじゃないかと想像する。

この1年で新しいNEWSとしての在り方や方向性を固めたのかもしれない。チャンカパーナ発売前と同様、今後のNEWSを作り上げるためには必要な、こだわりぬくための大事な期間だった。

 

 

 

この話のスタート

スタートはどこなんだろうねぇ……。

4人でスタートした1曲目のチャンカパーナかもしれないし、サッカー曲の始まりでもあるWORLDQUESTかもしれないし、新しいNEWSとしての在り方や方向性を固めた2014年に発売したONE-for the win-かもしれないし、NEWSが新しいNEWSとしてリスタートしたWhiteかもしれないし、NEWSというコンセプチュアルなコンサートの始まりでもあるNEVERLANDかもしれない。

どの可能性もあるということが、どこが話のスタートになるのか全く見当がつかない。

ただ個人的にはWhite大好き人間なのでWhiteだったらいいな。

 

 

 

仮想と現実

話は戻るが、NEWSには3つの世界があるとしたらそれぞれのコンサートを分けると、

White→赤の世界/青の世界(仮想)

QUARTETTO→黒の世界(現実)

NEVERLAND→赤の世界/青の世界(仮想)

EPCOTIA→赤の世界/青の世界(仮想)

Strawberry→黒の世界(現実)

EPCOTIA ENCORE→青の世界(仮想)

WORDISTA→赤の世界/青の世界(仮想)

STORY→青の世界(仮想)/黒の世界(現実)

なのかなと。2020年1月14日放送のKちゃんNEWSで小山さんがEPCOTIA ENCOREがSTORYと繋がるところがあると話していた。それなら私はEPCOTIA ENCOREとSTORYが同じ軸(青の世界)なのか?と想像する。

そしてSTORYでは仮想と現実がリンクする。青の世界から黒の世界へと変わっていく。仮想から現実へ。物語は、ファンタジーから圧倒的リアルへ。

 

このクセ強コンサートはNEWSのファンタジー性を表す物語。4人のNEWSはチャンカパーナというファンタジーな曲から始まった。

だけどNEWSはファンタジーとしてだけで終わらすのではなく、最終的にNEWSとファンを繋ぐ物語にする。NEWSという物語はNEWSだけじゃ完成しない。ファンという、NEWSにとってなくてはならない存在がいて、初めてNEWSという物語が完成する。ファンもNEWSという物語を共に作っている。みんなでつくる物語。

NEWSはファンのことが本当に本当に大好きなんだと思う。NEWSはファンのことが好きだし、ファンもNEWSのことが好き。お互いが世界にこのいちゃいちゃラブラブ加減を隠す気がない。いつだって行動や言葉でお互いが愛を物語っている。

 

 

7か月越しにやっと私的考察及び語り2の答えが出た。私のこの語りは間違ってていい。いや、きっと間違っている。

ただ私はずっとずっとどのコンサートのNEWSもNEWSだと思えず、NEWSとは何なのか、この物語は何なのかと怖かったしモヤモヤしていた。そして心の何処かでNEWSに置いていかれたような気がしていた。だけどやっと、やっと完成した。私だけのNEWSの物語を作り出せた。答えが出た結果、やっぱり私達は愛されていると自覚し、どこまでもNEWSが好きだとたまらなくなった。それが私は今、とても嬉しい。

 

 

 

想像が現実になってほしいとは思ってはいない。私の中で一番スッキリする答えが出たことにとても満足。あとはSTORYを待つのみ。